ワイドスラックスを着こなすための攻略テクニック

2024年のメンズファッション着こなしで欠かせない存在となっている太めのスラックス。AラインやHラインといったお洒落なシルエットを作れる点に加えて、太い腿やO脚といった体型的なウィークポイントを隠しやすいのが魅力。しかし、一歩間違えるとそのユルいシルエットが裏目に出て全体のバランスが悪くなり、コーデが失敗してしまうことも。そこで今回は、ワイドスラックスのコーデを成功へと導くためのポイントを紹介！ ワイドパンツを穿いたメンズストリートスナップを一気見する

ワイドスラックスの攻略テクニック①「ショート丈トップスの合わせで大人っぽい抜け感＆スタイルアップ効果」

トップスをショート丈にすることで、視覚的に脚長効果が狙える

ワイドスラックスに限らず、ワイドレッグのパンツを穿く時には長すぎない丈のトップスを選ぶのがおすすめだ。トップスがショート丈になることで全体を占めるワイドスラックス面積がの比率が増えるため、視覚的な脚長効果が得られると同時にボリューム感のあるパンツを取り入れる際に生まれがちな野暮ったい印象を回避できる。

Tシャツやシャツはタックインで着丈の長さを調整するとイイ感じ！

着丈が長いトップスをタックインして全体のバランスを整える

こちらのスナップのように、着丈が長いシャツやTシャツは、タックインで全体のバランスを整えるのがおすすめ。タックインした際は、裾に生地のたるみをつくるブラウジングというテクニックを取り入れるとこなれた印象がグッと高まる。

ワイドスラックスの攻略テクニック②「ワイドスラックスは丈感が命！モード派はワンクッション、抜け感カジュアル派はロールアップ」

ワンクッション～ハーフクッションで気軽にトレンドを取り入れる

サンローランやジバンシィといったハイブランドの直近のショーでは、ワイドスラックスをクッション多めのロングレングスで穿いたコーデが散見されたが、そのまま真似するのはハードルが高い。取り入れやすさという面でもおすすめしたいのが、いわゆるワンクッションからハーフクッションといった足元に少しだけ裾がたまるような按配の丈感。スラックスの魅力であるドレッシーなムードやトレンド感をキープしつつ、ダラしなく見える恐れが少ないのが利点だ。

野暮ったさを払拭して、こなれ感を出すならノークッションのアンクル丈がおすすめ

ワイドスラックスコーデにありがちな野暮ったい印象を回避し、こなれ感を演出するならノークッションのアンクル丈で穿くのがおすすめ。 OTOKOMAE編集部「ワイドスラックスは股上が深めのモデルを選ぶと、穿く際にウエスト位置を調整して丈感を変えられます。例えば、GENTLEMAN PROJECTSの「LIBRA TOKYO」のような生地に適度な落ち感のあるワイドスラックスは、クッション有りでもノークッションでも格好良く決まりやすいです。」