企業情報サイトランキング、あの消費財メーカーが11位→1位に急上昇! 資生堂やトヨタもランクイン【トライベック調べ】
トライベックの調査・分析機関であるトライベック・ブランド戦略研究所は、有力企業252社の企業情報サイトについての調査を行い、ランキング形式で発表した。 「会社案内」「ニュースリリース・プレスリリース」「技術情報/品質・安全・安心への取組み」「サステナビリティ・CSR・環境への取組み」「IR情報」「理念・ビジョン」の6項目に対するユーザー評価をもとに、企業情報サイト指数を算出している。
「花王」が初のトップに。2位は「資生堂」3位は「トヨタ自動車」
調査によると、大手消費財化学メーカーである「花王」が11位からランクアップし、初の1位を獲得。2023年から2024年にかけてパーパスを刷新し、事業領域や社会課題への取り組みをわかりやすく紹介した。同社では、サイト全体として親しみやすく、理念や活動が伝わりやすい点が高評価の要因であると指摘している。
2位は昨年5位から順位を上げた「資生堂」。「IR情報」をリニューアルしたほか、メニューがコンパクトに整理され、各種情報へのアクセスが容易になった点が高評価につながった。3位の「トヨタ自動車」は昨年1位から順位を落としたものの、「トヨタイムズ」や「トピックス」「BEYOND ZERO」など、ブランド価値を伝える取り組みを頻度高く発信し、高評価となった。
調査概要
・【調査時期】2024年10~11月 ・【調査方法】インターネットを通じたアンケート調査により実施 ・【有効回答数】14,100人 ・【評価方法】業種別に抽出した企業情報サイトのユーザーに、対象サイトのコンテンツを閲覧のうえ、その評価を行ってもらった。対象の企業情報は、「会社案内」、「ニュースリリース・プレスリリース」、「技術情報/品質・安全・安心への取組み」、「サステナビリティ・CSR・環境への取組み」、「IR情報」、「理念・ビジョン」の6コンテンツである。総合ランキングである企業情報サイト指数は、上記6コンテンツ各々の総合評価(5段階評価)の平均により算出した。(非上場企業は「IR情報」を除く5コンテンツ平均により算出)