東京五輪金の四十住さくら 車で寝て起きる生活…ガソリン代は「月17万円」女王返り咲きへ“金言”
スケートボード女子パーク初代五輪女王の四十住さくら(22)が9日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演。「スポーツ山あり谷あり」の企画で、五輪競技になる前の苦しい時代を振り返りった。また、元サッカー女子日本代表の澤穂希さん(46)、体操女子で東京五輪銅メダルの村上茉愛さん(28)ら先輩アスリートにアドバイスを求める場面もあった。 【写真あり】パリ五輪スケボー解説はもちろんこの人!「ゴン攻め」瀬尻稜氏 東京大会以来3年ぶり登場 四十住は「五輪種目になるまで練習場が全くなくて」と回想。「車で寝て起きて、学校に行く生活をしていました」とし、「和歌山から神戸まで毎日通ってました」と打ち明けると、スタジオは騒然となった。 和歌山-神戸間は直線距離で約50キロ。「本当に(練習場が)なくて、お母さんが毎日送ってくれて。ガソリン代とかも月17万円くらい」と続けた。 また、四十住はアスリートの先輩、澤さんと村上さんに質問。「東京五輪で金メダルを獲って追われる立場でパリ五輪に出たんですけど、お二人は追う立場から追われる立場になったことはありますか」とたずねた。 「世界選手権で金メダル獲ったんですけど、五輪で金は獲っていないので、追う側でやっていた。プレッシャーは少なかった」と村上さん。澤さんは「でも、追われるっていうのはまわりが言ってるだけじゃないですか。そういうのに一喜一憂してたら疲れちゃうから、気にしなくて、自分のプレーをしっかりやればいいだけだと思います」と“金言”を送っていた。