大阪市・松井市長が定例会見7月30日(全文3完)学校での集団接種は行わない
その瞬間が来たら判断すれば良いか
大阪日日新聞:あらかじめ作っておくということではなくて、その瞬間が来たらまた都のほうで判断するっていうことでいいっていう感じですか。 松井:そりゃそうでしょう。だから、刻一刻と状況変わってるわけですから。例えば去年、本当は去年オリンピックだったけど、去年はこのデルタ株って、去年は中国株か。これがどんな株か分からないから、ウイルスが。どれほどの毒性を持ってて、まだ分かってなかったわけだから、だから延期したわけでしょう、1年間。1年たつ中で欧米ではワクチンがスタートして、ワクチンが接種されるということで重症になる人は非常に減ってきたと。それで、日本の医療キャパシティーであれば乗り越えられるという判断で今年オリンピックを開会したわけですから。 だから今はその中においてもまだ都民の命に関わる状況ではないということで、開催が継続されてるんだから。だってウイルスがない年と比べて、じゃあこの東京で死者数が圧倒的に増えてるのんっていうことであれば、このウイルスで都民の命を守れないということになるかもしれないけど、そういう状況にはなってないじゃない。 大阪日日新聞:分かりました。すみません。あとちょっと公務のところで聞いとけば良かったんですけれど、今、思い付いたんであれですけど。子供たちへのワクチン接種の件で、個別接種で親御さんの了解が要るから個別接種っていう話やったと思うんですけども、議論としては、例えば学校での集団接種みたいな、そういう議論みたいなのはあったんでしょうか。 松井:それはもうやりません。最初からもう学校の集団接種はやらないと決めてます。これは理由は簡単。これはもう任意ですから。接種を、自身で接種しないという判断をした子供たちが何か、なんて言うかな、阻害されるようなことになっては駄目なんで、学校での集団接種はやりません。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 時事通信:ほかにいらっしゃいますか。なければ終了といたします。 (完)【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見7月30日