「50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A」テクニック不要、自宅で洗髪のたびに自然な髪色に!? そんなワガママがかなうのが大注目されているカラートリートメント
「髪色メラニンのもと」という新しい発想
セトッチ:次のヘアカラーまでのつなぎという使い方は参考になります。傷むのを避けるという意味でも、カラートリートメントはすごく魅力的だなと思います。 実は私はコロナ禍の中、美容室へ行く頻度を抑えるために、ホームカラーに挑戦していたのですが、そのうちの1年半くらいは花王さんの「リライズ」を愛用していました。 リライズの「100%天然由来の着色成分」「黒髪メラニンのもと」というワードにビビッと反応した感じ。「これであれば傷まないのでは?」と思って試したくなりました。実際、それまで使用していたヘアカラーで染めるよりも傷みが少なく、高級トリートメントを使ったあとのような仕上がりが気に入っていました。 花王 島津:ありがとうございます。そうなんです。「リライズ」は年齢を重ねた髪がどう変化していくのか、長年研究を続けてきた結果生まれました。「白髪」や「ハリ・コシの低下」などの髪質の変化に対して、髪を傷めずにいつでも髪色のケアができる商品として開発されましたが、特に、「白髪にはメラニンがない」という事実に着目しました。
セトッチ:なるほど、「メラニンがないのならメラニンのもとを供給してあげればいい」ということですね。「黒髪メラニンのもと」という言葉は、リライズを知った際にはじめて聞いたのですが、そもそもどういうものなのですか? 花王 島津:「黒髪メラニンのもと」は、植物から成分を抽出し、麹の発酵技術を応用した製法で作り出した100%天然由来の成分。酒造メーカーは製造過程でできる黒い麹に悩まされていましたが、実はその原因は麹のチロシナーゼが作るメラニンでした。 このことが開発のヒントになり、100%天然由来の「黒髪メラニンのもと」が誕生しました。 セトッチ:「黒髪メラニンのもと」が、少しずつ髪の毛の色になっていくということですか? 花王 島津:「黒髪メラニンのもと」は髪表面のキューティクル層に集まって定着。リライズを使用するたびに、キューティクルに定着していって、徐々に自然な黒髪色になります。 セトッチ:お風呂で使えるというのも簡単でよかったです。ヘアカラーで染めてもすぐに根元から白髪が出てきてしまいますが、リライズを2、3日使用した後に、週1回くらいで使っていると、根元から白髪が伸びてくるのが気にならなくなってきますね。傷まないというのもうれしいです。 花王 島津:リライズを長年愛用されている「リライズの達人」の方々は、リライズを使用する曜日を決め、ご自身の生活の中に組み込んでいらっしゃる方もいるようです。 セトッチ:なるほど。何をするにしても、習慣化することが長続きの秘訣とよく言いますよね。 花王 島津:そして、自分の髪の状態に合わせて臨機応変に使いこなしていらっしゃいますね。例えば、週に1回、根元を中心に白髪が気になる箇所に使用するというのをルーティンにしているけれど、たまにちょっと今回は染まり方が弱いなと思ったら、2日続けてやってみるとか。ご自身で微調整されるようです。 それから、リライズは使用したあとにヘアカラーをするのもしやすいです。というのは、リライズの着色成分である「黒髪メラニンのもと」は、ヘアカラーで脱色することができる成分だからです。 次のヘアカラーまでに、生え際など気になる部分だけにリライズを使用して、白髪を目立たなくしても、後日、ヘアカラーをすれば、部分的に使用したリライズの色が残ることなく、ヘアカラーの色に染め直すことが可能です。 セトッチ:それもありがたいですね!なんだか聞けば聞くほど、カラートリートメントは私たち白髪に悩む女子の心強い味方なんだということがよくわかります。 私も白髪ケアの達人になれるよう頑張ります! 取材・文/瀬戸由美子
【関連記事】
- 「50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A」どんどん増える!染めてもすぐ伸びる! 40代、50代を悩ます白髪、その正体は意外にも〇〇な髪だった
- 「50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A」頻繁に白髪染めをしています。 髪や頭皮にダメージが少ない「染め方」を教えてください!
- 「50代白髪調査隊がゆく! 白髪の悩みQ&A」自分で白髪を染める「ホームカラー」は きれいに染まる?傷まない?色選びが難しくない? 大丈夫!ホームカラーはどんどん「手軽に&楽しく」進化中!
- 美髪の毛髪診断士・齋藤あきさん(46)が続けている髪育/黒い食材、EMS、頭皮マッサージで血流アップ
- 人生後半戦は歯が命。「歯とハグキのケアがしやすくなるハブラシ」でセルフケアにぬかりなし!