大阪府の「お米クーポン」第3弾実施へ 今回は石川県産の米やノドグロ茶漬けなどを選択肢に
大阪府の「お米クーポン」第3弾実施へ 今回は石川県産の米やノドグロ茶漬けなどを選択肢に
大阪府の吉村洋文知事は7日午後、大阪府庁で定例記者会見を行い、府内の子育て世代に米の購入に使えるクーポンなどを配る「大阪府子ども食費支援事業」の第3弾を実施することを発表した。第3弾支援は今年6月に開始予定としている。また、今回は能登半島地震で被災した石川県への支援の一環として、石川県産の食品も選べるように設定。吉村知事は「被災地支援になるという声もいただいており、現在調整に入っている」と話している。 【動画】大阪府の吉村洋文知事が定例会見(2024年2月7日)
物価高騰の影響が長期化し、特に食料品の高騰により家計負担が増大しているため子育て世帯の家計に占める食費の割合が大きくなっている。 その影響を強く受けている状況を踏まえ、大阪府のすべての子どもたちを対象に、米またはその他の食料品5千円相当をインターネットで選んでもらい給付する仕組みとなっている。
会見によると、大阪府の18歳以下の子どもや妊婦など、約137万人が対象。今年1月末に終了した第2弾は全体の約82%の申請があったという。 吉村知事は「申請の際の審査もスムーズになってきてノウハウも蓄積されてきたので簡易申請で申請できるシステムも構築。これで第3弾にも生かしていく」と話していた。
第3弾では、1月1日に発生した「能登半島地震」の被災地支援として、石川県産の米やノドグロ茶漬け、金沢カレーなども選べる予定だという。 吉村知事は「現在、石川県大阪事務所と調整中で、石川県からは非常にありがたいという声をいただいています」と話している。