大阪府民の幸福を祈願 通天閣で「バケモノの子」出演者ら、ひと足早い豆まき
「バケモノの子」出演の貞松響、宇都宮千織らが豆まき
大阪府民の幸福を祈願 通天閣で「バケモノの子」出演の劇団四季・貞松響、宇都宮千織らがひと足早い豆まき
大阪市浪速区の「通天閣」で1日午前、恒例の節分福豆まきが行われ、大阪四季劇場で公演中のミュージカル「バケモノの子」の出演者が、ひと足早く元気に福豆をまき盛り上がりをみせた。 【動画】通天閣で「バケモノの子」出演の貞松響、宇都宮千織らがひと足早い豆まき。貞松が地元・大阪での豆まきの感想を語った。訪れた人たちの声も
大阪府民・市民の繁栄と幸福を祈願し今年で68回目
この豆まきは「大阪府民・大阪市民の繁栄と幸福を祈願する」というテーマのもと毎年行われており、今年で68回目の開催となった。 今回は同ミュージカルに出演している劇団四季の俳優、貞松響や宇都宮千織らが参加。通天閣展望台の上にある「天望パラダイス」で、報道陣のカメラに向かって元気な豆まきを披露した。
コロナ禍で昨年までは豆を配布。今年は久々の豆まき
そして、通天閣入り口付近に設置された特設舞台で、集まった人達の前で「鬼は外」「福は内」の掛け声とともに豆まきを行った。 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、昨年、一昨年は豆を置いて配る形だった。しかし、今回は盛大な豆まきが行われ、通天閣の福豆袋に入った千袋の落花生がまかれると、集まった人たちから歓声が起きるなど、多くの笑顔がみられた。
大阪出身の貞松「ものすごい光栄」
豆まきを行った俳優の貞松は大阪出身。大阪名物の通天閣で得たこの機会に「こんなチャンスはなかなかないので、ものすごい光栄でした。豆をまいて逆にみなさんからパワーをいただきました。通天閣の展望台から豆をまいて、見晴らしも良く最高でした」と話していた。
通天閣会長「やっぱり豆はまかなアカンなあ」
通天閣観光の西上雅章会長は「私が豆まきをさせてもうて30年、雨はきょうを入れて2回。けど、きょうは屋外で豆をまく時は降らなかったので爽快感があった」と笑顔をみせた。 また「やっぱり豆は配るものではなく、豆はまかなアカンなあ。みなさんと共に元気になって、福が授かるようにやっていけたらええなと思いました」と話していた。