立憲代表選 立候補4氏が会見(全文3)公助を整え、自助を発揮しやすい社会に
米バイデン大統領の年齢を見るとまだまだ時間がある
逢坂:私は27年前に日本で一番若い町長として当選しました。そのときに自分がまさか町長になるなんて思ってもみなかったんですね。だから政治の世界っていうのは何が起こるか分かりません。ただ、あしたやあさって私が総理になれるとは思っていませんが、アメリカのバイデンさんの年齢を見ると、まだまだ時間がありますので、その枠の中でなんとか総理になれればと、そう思っています。 司会:ありがとうございました。それでは次の質問。 A:一番後ろの女性の方。 司会:はい。の、女性の方と。 A:こっちはおられますか。じゃあ一番手前。 司会:お2人、お願いします。
ジェンダー平等の利点を政治や経済とどう結びつけているのか
東京新聞:すみません、東京新聞、【望月 00:59:39】です。立憲民主党といえば、やはりジェンダー平等を掲げた政党だというイメージがあったんですが、何回も質問に出ているとは思うんですけれど、やはり候補者の比率、前回より6ポイント下がったということでした。有権者にもなぜジェンダー平等なのか、それよりも今はコロナと経済対策だよというような意見が多かったという答えも出てきましたが、候補者の皆さまは政治や経済をより良くするためになぜジェンダー平等が大切だと思うのか、そのジェンダー平等の利点を政治や経済とどう結びつけているのかという点と。 それからもう1点。今、政府は外国人労働者の就労期限撤廃を検討しているという報道が出ています。これから、少子化が今進んでいる中で外国人労働者、どうやっても増やさなきゃいけない状況になっていますけれども、一方でウィシュマさんの問題をはじめ、入管の被収容者の問題、それから特定技能実習生への対応、さまざまな外国人労働者に対する人権弾圧のようなものが指摘されています。こういった点についても、各候補者はどう向き合っていきたいかお聞かせください。 司会:それでは泉候補からお願いいたします。 泉:ありがとうございます。私、先ほど、まずは隗より始めよ、今回、私が執行部を構成することができれば男性、女性、限りなく同率にしていくと、半々にしていくという話をさせていただきました。これはやはり発想を変えるというか、1人1人背負ってきている人生というのは当然違うわけですが、大きくはやはり男性で育ってきた、女性で育ってきた、もちろん性別がさまざまな方がおられるという前提ではありますけれども、そういう中でもやはり生きづらさ、どんなところにあるのかというのは違うはずなんですね。やはりさまざまな多様な視点があるということがそもそも大事で、こうして男性で、同じようなスーツを着て、たくさんの人たちが集まって会議をするのでは、それは背景が一緒ではないかということが限界であったと思います。こういった多様性をしっかりと生かしていくということが、このジェンダーの視点では非常に大事だということ。 そして先ほど経済、政治という話がありましたが、やはり例えば少子化対策や子育て支援というところでも当然視点が違います。例えば育休の問題でも男性の側が考える育休と女性の側が考える育休、これはやはり受け止めが違うと思います。そういった両面からの政策課題の検討というのが、まさに大事だと思います。