「プレミアは難しいという感じはない」鎌田大地はPLデビューに何を感じた? エゼ&マテタとの関係には「僕みたいな動き出しする選手もいなかったと思う」【現地発】
「能力が高い選手がいっぱいいる」
一方で、開幕戦を通じて、プレミアリーグの舞台で実力を発揮できる自信を再確認もできた。 「まだ1試合とプレシーズンしかやってないですけど、プレミアリーグは難しいというような感じは、今のところあんまりないです。もちろん能力が高い選手がいっぱいいますけど。チームとしてやっぱり良いポジションに立ったりだとか、いい動き出しをしていたら...。僕自身あんまりこうガチャガチャとプレスでディフェンスの選手たちを背負ってできるようなタイプでもないし。できるだけワンタッチとか、良いポジションにいて、良いところで受けてというようなことをやりたいんで。まだまだ良くはなるなっていう感覚はあるし。もっと良くなれるなっていう感じですかね」 フランクフルト時代はアタッカーとボランチをこなして、どちらのポジションでも得点に絡んだ。彼の決定力もあったおかげで、クラブはタイトルを取ることができたのも確かだ。だからイーグルス(クリスタル・パレスの愛称)のサポーターも必然的に、鎌田の決定力に期待していてもおかしくはないが、あくまで本人は“フォア・ザ・チーム”のプレーを最優先だと考えている。 「もちろん、多分ゴールだったりアシストだったり、そういう部分っていうのをすごく期待されてるとは思うんですけど、どこのポジションで出るかによっても違うと思うし。チームでこうやるべきことをしっかりやって、それプラスそういう部分がつけばいいなとは思いますけど。チームがとにかく1つでも上の順位でね、しっかり終われるように貢献できていけたらいいなと思う」 21歳の時に海を渡り、7年後にたどり着いたイングランド。これから円熟を迎える28歳が、プレミアリーグのオールドルーキーとしてどのようなプレーを披露してくれるのだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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