英国で日本人が「不可欠な存在」 プレミアからも熱視線…5.8億円の“高コスパ”を現地指摘「地位を確立」
田中碧は2か月連続でクラブ月間MVPを獲得
イングランド2部リーズ・ユナイテッドに所属する日本代表MF田中碧は、今シーズンの公式戦で20試合に出場している。まだ得点、アシストとも記録できていないが、2か月連続でクラブの月間MVPを獲得するなど、そのプレーぶりは高く評価されている。英メディア「FOOTBALL LEAGUE WORLD」は、過去の成功した移籍選手たちを紹介するなかで、田中も成功の事例として報じている。 【写真】田中碧が交際宣言した元トップアイドル 「色気がすごーい」最新ショット 記事では「まだ初期の段階だが、田中碧はルーク・アイリング以来、リーズで最もコストパフォーマンスに優れた補強であることをすでに示している。フォルトゥナ・ドゥッセルドルフから2024年夏に300万ポンド(約5億8000万円)以下で加入した田中は、エネルギーをもたらし、その技術とボールを扱う際の賢さによって、リーズの中盤の中心選手としての地位を確立した。彼は多才であり、攻撃面でも守備面でも貢献でき、リーズの昇格に不可欠な存在となっている」と、伝えた。 チャンピオンシップでのプレーによって、田中はすでにプレミアリーグのクラブからも関心を持たれているという。そして、今シーズンの昇格は単にクラブにとって悲願であるだけではなく、プレミアでのチャレンジを望むであろう田中を引き留めるためにも重要なことだと、クラブは認識しているようだ。 そして、「彼の初期のパフォーマンスは、リーズが補強で大成功を収めた可能性を伝えており、もし彼の成功が続けば、すでに2024-25シーズンで何度もマン・オブ・ザ・マッチを獲得している田中が、プレミアリーグで戦うクラブで長く中心になるかもしれない」と、古豪リーズの中心になっていく可能性を報じた。 現在、チャンピオンシップでシェフィールド・ユナイテッドに次ぐ2位につけているリーズ。2022-23シーズンに降格したクラブは、田中とともにプレミアリーグに復帰することができるだろうか。
FOOTBALL ZONE編集部