最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング21~30位。J1~J3全60クラブの上位につけるのは?【2024年】
22位:大分トリニータ
本拠地: レゾナックドーム大分 収容可能人数:31,997人 平均入場者数:10,360人 大分トリニータの平均入場者数は10,360人となった。J2の中では上位の数字だが、本拠地であるレゾナックドーム大分の収容可能人数が31,997人であることを鑑みると、この数字は物足りないものであるといえるだろう。 リーグ戦でも、1万人以上を記録した試合は19試合中7試合。16位に沈んだリーグ順位と同じように、観客動員数の伸びも芳しくないシーズンとなった。 最も観客を集めた試合は第26節のロアッソ熊本戦だ。この試合は大分のクラブ創設30周年を記念し、『進撃の巨人』とのコラボイベントが行われた。このイベントが功を奏し、28,359人がスタジアムへと来場している。この試合が平均を大きく押し上げ、1万人越えを達成するに至った。 過去のシーズンを振り返ってみると、J1に所属していた2019年シーズンには15,347人の平均観客動員を記録。2005年には22,080人という数字も叩き出しており、来季以降は今の水準をより高めることは不可能ではないはずだ。
21位:ジェフユナイテッド千葉
本拠地: フクダ電子アリーナ 収容可能人数:19,470人 平均入場者数:10,431人 J2での戦いも今季で15シーズン目。ジェフユナイテッド千葉の平均入場者数は、10,431人を記録した。昨季の8,523人から大幅に上昇し、2016シーズン以来8季ぶりに1万人を越えた。 この観客増の要因として、ホーム戦での強さが挙げられる。今季は19戦12勝1分6敗と大きく勝ち越しており、現地に駆け付けたファンを熱狂させた。 千葉の強みは安定した観客動員にある。今季ホームで行われたリーグ戦19試合中13試合で9,000人以上の来場数を記録し、そのうちの9試合で1万人以上がスタジアムに訪れている。オリジナル10として依然人気は根強いようだ。 今季最も観客を集めた試合は、第37節のV・ファーレン長崎戦だった。ホーム最終戦となったこの試合は、勝利すればJ1昇格プレーオフ進出をほぼ手中に収めることが出来るとあって、16,740人がスタジアムへと詰めかけた。昨季のホーム最終戦も長崎との対戦だったが、観客数は1,000人以上増加しており、今季の注目度は例年より高かったといえる。なお、試合は長崎に敗れ、プレーオフ進出も他チームに譲ることとなった。 千葉が今までで最も多くの観客を動員したのは、現時点におけるJ1ラストイヤーの2009シーズンで、14,730人となっている。この数字を更新するためには、やはりJ1昇格は急務であるといえるはずだ。
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