48歳マンガ家の美容バカっぷりがすごい!切開リフトから謎の献血まで若返り目指して迷走中<漫画>
「もっとキレイだったらフラれなかったのに」 美容道まっしぐらになったきっかけが、この思いでした。 【マンガ】『そうです、私が美容バカです。』を読む 『そうです、私が美容バカです。』(マガジンハウス)の著者、まんきつさんが手酷い失恋を経験したのが25歳の頃。 「内面のダメ出しを見なかったことにしていた」まんきつさんは、あらゆる美容法を貪(むさぼ)るようになったのです。 老化現象と最新技術のイタチごっこの中、究極の美を求めて、今日もまんきつさんは迷走するのです。
本当の顔を知っていますか?
右手に本書、左手にスマホを握り、ページをめくるたびにアマゾンにアクセスした私。本書にはほしくなるアイテムが目白押しなのです。 まず即ポチしたのが「リバーサルミラー」。これは「他人から見た自分を映す鏡」。つまり、顔の左右が逆にならないように、他人が自分を見たとおりに映す鏡です。 ほとんどの人が左右非対称の顔をしているため、この鏡を見ながらメイクすれば左右対称に近づけるというわけ。 写真映りが変、眉毛がちぐはぐ。こんな悩みがあったら、この鏡で真実を知るべし。他人から見た自分こそ、美容の原点というか盲点な気がします。
美容法として「献血」も
そんな小ネタを探し当てるのは、もっぱら「5ちゃんねるの美容板」というまんきつさん。それでもあきたらず「トンデモ 美容」で検索すると、出るわ出るわ「飲尿」「生理経血パック」等々、かなりの離れ技。 私も以前、“痔の治療薬が美肌にいい”という真偽不明の情報をゲットしましたが、勇気がなくて断念。用途は痔でアレですが、素肌に塗るものなので害はなさそうです。 本書を読み、私には美に対する覚悟がたりなかったと反省しました。 「5ちゃんねるの美容板」を経てまんきつさんが「イケる」と実感した美容法は、なんと「献血」。 「血液を薄めるだけで若返り効果があった」というエビデンス(ただしマウスの実験です)のもと「献血」にたどりついたのです。 美容法のみならず健康法でもデトックスは基本。無料で社会貢献できて美肌になれるなら、200mlくらい屁でもないと思った私です。