大阪府・吉村知事が定例会見9月16日(全文3)インフルとコロナが両方はやる想定で
大阪府の吉村洋文知事は16日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「吉村大阪府知事「飲食店応援キャンペーン事業始める」(2020年9月16日)」に対応しております。 【動画】吉村大阪府知事「飲食店応援キャンペーン事業始める」 ◇ ◇
対策が不十分な店はどうするのか
NHK:NHKの【サトウ 00:43:39】と申します。すいません。先ほどの発表項目に戻ってしまうんですけれども、その中で飲食店の見回りというのがあったと思うんですけれども、その中でチェック項目が幾つかあると思うんですけれども、これは基本的には全部を満たしているかどうかをチェックするのかということと、あと、もし見回りの中で対策が十分でないというところがあった場合は取り組みから外れるように言われるのかというのをお聞きできればなと思うんですけども。 吉村:まず目的として、取り組みから外すというのを目的にした対策ではない。できるだけそういった対策を取ってもらおうと、改善指導していけるようにしようと。飲食店もなかなか分からない飲食店も確かあるとも聞いていますので、できるだけそういった、支えになるようなことをしていきたいと思います。もちろん意図的に、悪質で、そんなのまったくやる気がないのにこのマークだけを出していると、そういうところはまた別ですよ。でもほとんどはそうじゃないと思うので、できているところはできている、どうしてもできてないところは、じゃあなんでできてないのかっていうのをこちらも、ここはこうしたらいいですよというようなアドバイスをして、そういった対策を取る店を増やしていこうというのが基本的なこの現地調査のチーム編成の目的です。
まずは2000店舗見回りたい
例えば仕切り、感染防止のための仕切りを設置していますっていうような、これはもう固定でやるとものすごくお金掛かるんですけど、実はものすごく、ある意味、安価で、安い間仕切り、置くような間仕切りなんかもありますんでね、こうやって。それはグループごとにこうやってカウンターで置いてもらったら本当に1000円とか2000円とか、数千円単位でそういったものが購入できたりもしますし、そういったパーティションのパンフレットみたいなものも持っていますから、そういったものも提示しながら、こういうやり方がありますよとか、そういったことをお伝えして、できるだけ感染症対策を取ってもらう。 消毒が不十分だったらこういうことを置いてくださいねとか、そういうのをやりながら、ある意味、共同体として増やす、そういう飲食店。特に小さな飲食店ってなかなか、大将1人でやっているところは分からへんかったりとかも多いと思いますので、そういったことを増やしていこうと思います。 大阪は特に賃料も高いですから、小さなところで小さくやっている店も多いと。そしたらこんな席の間隔って言われたって、そんなのなかなか取れないのでね。席の間隔取ったら、そんなのもう赤字やんかっていうところの店も多いと思いますから、そういった店でも、じゃあ例えばそういった移動式の置くパーティションをこういうふうにやってくださいよとか、いろんなアドバイスをすることで、この条件を満たすというか、コロナ感染症の対策を取れるように、その店を少しでも増やしていこうというふうに思っています。 まずは目標として2000店舗は見回りをしていきたいと思います。20人体制で、最初の9月の5班10人体制。これは大阪府の職員でありますが、10月からは大阪府市でちょっとお金も出し合いながら民間に委託もして、その体制を強化していきたいと思います。