衝撃の快挙から4年…最弱球団へ放出となった31歳 メジャー昇格も“戦力外”の厳しさ
フィリーズのギルバートはWソックスにトレードされた
昨年12月にフィリーズのメジャー40人枠から外れていたタイラー・ギルバート投手が1日(日本時間2日)にホワイトソックスにトレードされた。2021年にメジャー初先発でノーヒットノーランを達成して以降、厳しいキャリアが続いている。 【映像】ドジャース→Wソックス移籍で目が絶望…“弱小”で激変した表情 31歳の左腕は昨季、開幕前にレッズとマイナー契約を結んだが昇格できず、5月に金銭トレードでフィリーズに移籍。8月に昇格すると、6試合で8回と1/3を投げ、防御率3.24をマークした。しかし、12月にDFAとなり、再びメジャー40人枠から外れた。 2021年8月にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。8月14日(同15日)のパドレス戦で初先発し、102球を投げて3四球5奪三振でノーヒットノーランを達成した。最終的に同年は9登板で2勝2敗、防御率3.15をマーク。期待が高まったが、そこから3年間で25試合に登板し、未勝利だった。 今季は中継ぎとして復調の兆しも見せた左腕。ホワイトソックスは昨季、メジャー史上最悪となる41勝121敗でシーズンを終えた。再び栄光を掴むことはできるだろうか。
Full-Count編集部