日本ハムなき札幌ドームの今後を小林至氏が独自予想「いずれ解体するんじゃないでしょうか…」
東大卒の元ロッテ投手で、現桜美林大教授の小林至氏(56)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。日本ハムが本拠地を移して2年が経過した札幌ドームの今後を予想した。 小林氏は日本ハムが離れた原因を「行政の壁」と指摘した。 テナントの売り上げや使用料などで折り合いがつかなかったが、札幌市には「特定民間企業には肩入れできない」という行政としてのスタンスがあったと説明した。 結果的に日本ハムを失ったことで、札幌ドームの2023年度の決算は約6億5100万円の赤字と報道された。 年間の運営維持費は3億円と言われる。小林氏はそこに水回り、空調などの莫大な改修費が定期的にかかってくると指摘。 札幌ドームの今後について小林氏は「いずれ解体するんじゃないでしょうか」と予想した。 札幌ドームのネーミングライツ(命名権)の売却先が、大和ハウス工業に決まり、昨年8月から「大和ハウス プレミストドーム」となった。 一方で、日本ハムの新庄剛志監督(52)は2軍の本拠地として使用することを提案している。 札幌市側は否定的だが、小林氏は「ギリギリとんとんになるかもしれない」と運営継続のためには検討の余地ありと説明した。