江本孟紀氏“凄い投手”聞かれ即答「そりゃ間違いなく」 剛速球だけじゃない「究極のコントロール」
野球評論家の江本孟紀氏(77)が3日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂 徳さんエモやんの新年言いたい放談」に出演、凄いと思った投手を問われ即答する場面があった。 【写真あり】江本孟紀氏が「凄い投手」と断言した伝説の左腕 番組では数々のレジェンドたちが、プロ野球通算206勝193セーブの江夏豊氏(76)の剛速球について語ってきたが、“凄い投手”を聞かれた江本氏も「そりゃもう、間違いなく江夏です」と断言。南海時代に阪神との定期戦でともに先発、打者としても対戦したが「構えた瞬間にボールがバットに当たった。こっちは気が付かないんですよ、当たってることに。おちょくって投げたんでしょうね」と振り返った。 剛速球に度肝を抜かれたことに加えて「みんなが言いますね、外角低め。左の外角低めって右バッターは届かないですよ。究極のコントロールですね」と制球力も抜群だった。番組MCのフリーアナウンサー徳光和夫から「(江夏氏のような投手は)今いませんか?」と聞かれると「今いません!」ときっぱり。「今はえいやえいやで速い球投げるだけですから。今は1ミリ、2ミリ外れたねとかそういう時代じゃないんですよ」と話した。 江本氏は1975年オフ、交換トレードで南海から阪神へ移籍した。南海は4人、阪神からは江夏氏を含む2人によるトレードに「何と4対2で数が合わない。ムカッとしましたけど」と今では笑い飛ばしていた。