大阪府・吉村知事が定例会見4月21日(全文3)緊急事態宣言は中身が非常に重要
運動・遊技施設についてはどう考えているのか
関西テレビ放送:関西テレビの【鈴村 00:51:10】です。緊急事態宣言が発令された場合の措置についての休業要請に関してなんですけれども、知事は人流を抑える、多くの人の目的となるというところを制限したいとおっしゃっていると思うんですけれども、運動・遊技施設などのいわゆるスポーツジムであったりですとか、その辺りについては、知事はどのようにお考えでしょうか。 吉村:多くの人が集まる目的のある施設、人流を抑えていくということが非常に重要だというふうに思ってます。個別の店舗をどうするか、個別のスポーツジムをどうするか等々については、今、国とまさに緊急事態宣言の中身について協議している最中ですから、それが決定すれば報告させてもらいたいと思ってます。 関西テレビ放送:あくまで知事は、多くの方にとっての目的となる場所という基準が一番大事であると、そのように考えられているということですか。 吉村:そうですね。やっぱり規模が大きいところ。あとは多くの人が集まる目的となるようなもの、イベント、そういったものを抑えて、やっぱり人流を抑制していくということが非常に重要ではないかというふうに思っています。
GW中に強化したい体制などがあれば
関西テレビ放送:あと1点なんですけれども。ゴールデンウィークなども、宣言が出された場合、宣言期間として必要ではないかというお考え示されたかと思うんですけれども、新大阪駅での検温など、ゴールデンウィークに特に強化したい体制など、現時点で考えられているものがあれば教えてください。 吉村:もし緊急事態宣言が発令されれば、今、僕自身がお願いをしている、国にもお願いして、ここでも、いろんな場でも公表も発信もさせてもらってますけれども、やはり人流を抑制する、人と人との接触の場を抑制して、まちに出る機会を大きく抑えていく、これが非常に重要だというふうに思っています。そのために、これまでも不要不急の外出自粛を呼び掛けてきましたが、この呼び掛けで応じていただける方もいらっしゃるし、そうじゃない方もやっぱりいらっしゃる。その中で、そういった目的となる施設の休業を、やっぱりお願いをせざるを得ない状況だと判断をしています。 なので、そういった意味では、ゴールデンウィークで旅行シーズンだとかっていうような状況ではありませんから、ある意味、施設を、休業をお願いして、閉まっているというような状況になると。緊急事態宣言が発令されて、もしそういった休業要請があればそういう状況になると思いますので、とにかく基本的には、生活の維持に必要なもの以外は外出を控えていただくような、そういった状況になるのではないかというふうに思っています。ゴールデンウィークの特別な呼び掛けが必要かどうかは、またゴールデンウィーク前に判断をしたいと思いますけれども、ただ、僕が今お願いしているような休業要請のことになれば、まち全体が、ある意味、人の動きが大きく止まってくるのではないかというふうに思っています。 司会:次の方、お願いいたします。じゃあ日日さんで。 吉村:まん延防止の期間がそのまま延長に、その中でゴールデンウィークを迎えれば、ゴールデンウィークのときにどうすべきかという議論がやっぱり出たかもしれませんが、もし緊急事態宣言になれば、もうそういう状況ではなくなってくるのではないかと思っています。