【家電のプロが解説】 オイルヒーターのおすすめ3選!気になるメリット&デメリット、電気代は?
【4】メンテナンスの手間がなく、掃除がラク オイルヒーター内のオイルの交換や補充は不要。また、お手入れも基本的には表面の埃を拭いたり、空気を吸うフィルターの埃を取り除いたりする程度でOK。 また、ほかの暖房器具と同様に、火災予防のためコンセント周りの埃についてはまめに掃除をしておきます。 【5】空気を汚さないから換気は不要 燃焼系の暖房器具ではないので、二酸化炭素中毒の心配はありません。そのため、こまめに換気をする必要がないので、暖かさを逃さずキープしておくことができます。 【6】付けていても音がなく静か ファンを使っていないので、稼働中の音はほとんどなし。耳障りな音がしないので、睡眠時の使用にも最適。
オイルヒーターのデメリットはどうやってカバーしていく?
じわじわと部屋を暖めていくタイプなので、速暖性が低いというデメリットがあります。部屋全体が暖まるまでには時間がかかるので、帰宅時などすぐに温まりたいときは、スポット的な暖房器具を併用してもいいでしょう。 また、内部にオイルが入っているので本体に重さがあります。同じ場所で使うようであれば特に気にはなりませんが、夜は寝室へ移動するなどの使い方を考えているなら、キャスター付きのものを選ぶと移動の負担はあまり感じません。 そして、いちばん気になるデメリットは電気代。他の暖房器具に比べて高い傾向にあるため、効率的な使い方でカバーしたいもの。使用時間を短くしたり、設定温度を低くしたり、電気代が少しでも抑えられるように調整してください。
最適なオイルヒーターを選ぶ3つのコツ
【1】使う場所はどこ?対応畳数もチェック オイルヒーターには広さに適切なサイズがあります。気密性のない広すぎる場所ではその本領を発揮しきれないため、使用が推奨されているのは13畳の広さくらいまで。 また、開け閉めを頻繁にしたり、隙間風が吹いたりするような場所もあまり向きません。寝室や子ども部屋、リビングなど、使う場所を想定しながら大きさをセレクトしましょう。 【2】電気代を抑えるための機能があるか デメリットである電気代を抑えるためには、使用時間をどれだけ短くするかが重要なポイントに。タイマーが付いていれば、無駄な時間を使わないようにすることもできます。また、「省エネモード」や「エコモード」が搭載されているモデルもあります。 設定温度が調整できるか、運転モード(強中弱)のみかなど、温度に関する機能もチェックしましょう。 【3】自分たちの暮らしに対応できるか 子供や高齢者、ペットがいる家庭は転倒防止センサーやチャイルドロックなど、安全性を考慮した機能の有無を確認しましょう。キャスター、タオルハンガー、リモコンなどが付属しているものもあるので、どういった機能が自分にとって必要か見極めることが大切です。