小池都知事が定例会見8月13日(全文1)旅行・帰省は今年もあきらめて
医療従事者は今年もお盆がない
そういう話でありますので、何度も言っております、不要不急の外出の自粛をお願いし、それから思うんです。もうあした土曜日です。旅行、帰省の計画立てておられて、さあいざ行かんという方ですが、この場でも延期、中止など、もう一度あらためてお考えください。それから、お考えくださいじゃなくて、もうここは今年も申し訳ありませんけれどもあきらめていただきたい。 今回の宣言開始直前、今、だいたい人流はきのうの報告で27%削減になっていますが、その前は50%削減になっているわけです。あなたが外出を控えることで50%に届くかもしれません。ぜひぜひ、この水の流れと人の流れと同じように、雨が集まるのと人が集まるのと、人が集まるのは意思を持って避けることができるという、その点を申し上げたいと思います。 これは皆さんのご協力なくしてあり得ません。また、法治国家としてお願いをするという、そこの点については、今どうこうということにはなりませんし、そしてまさに今が緊急事態宣言4回目。そして毎日の新規陽性者数、重症者数、これだけ多くなっている中であります。きのうと今日と、ぜひとも発想を変えていただきたい。皆さんと共に、この厳しい戦いでありますけれども、共にデルタ株という極めて厳しい敵と対峙して、また、医療従事者の方々は今年もお盆がありません。そういう中でご苦労いただいていることも思いをはせていただきたいということです。
事業者は出勤者数7割削減の徹底を
あまり細かいことをああだこうだ言うのも、もう私もどうかとは思うんですけれども、でも皆さんにとって目安が必要かもしれません。例えばお買い物、3日に1回程度に減らす、少人数にする、短時間にする、ご家庭の中でもお互い、食事のときは場所をずらすとか、時間をずらすとか、そのようなこと、ちょっとしたことでもいいですから、今日から変えてみてください。そのことが全体を救うということにつながる、皆さんの努力が実る、そのことを信じてぜひともあらためてのお願いでございます。長くなりました。 まだあります。事業者。事業者の皆さんは計画的な長期休暇の取得やテレワークなどの推進で、特にこのお盆休みですから、出勤者数の7割削減を徹底してください。ずっと申し上げていること、今この時期にやらないでいつやるんですかというタイミングではないでしょうか。ぜひとも、ここは。今日も、どうですか。さすがに今日辺りは電車も空いていたという報告は聞いているんですけれども。 これをベースにしながら、働き方改革の定着ということにつなげてほしいし、それから商業集客施設ですけれども、ここは前の株の場合は1.2メーター、ソーシャルディスタンス空けてくれという話だったんですけれども、相手が手ごわいので1.8メーターという、これも科学的なエビデンスに基づいた数字であります。少なくとも1.8メーターの確保、お客さんの待ったり、それからレジなど、そこの距離感をしっかり取っていただく。1.8メーターを基準にして考えていただきたい。 それからお客さんも、ウインドーショッピングも、そういう機会もあるかもしれませんけれども、そうしたいと思っている方もいらっしゃるかと思いますけれども、ぜひとも滞留時間を、お買い物における滞留時間もできるだけ短くしていただきたいと思います。 例えば今日、イオンモールむさし村山というところに、都のほうでまいりまして、そして積極的な取り組みを、特にこのイオンモールむさし村山さんでされていると、1つのモデルとして、その一部、ご紹介しておきたいと思います。 それで入場整理ですけれども、入る方が非常に多いとその分、密になりますので、館内の混雑度50%を目安にしていくということが必要です。大幅な上昇、特にこのお盆の間、帰省をしなかったからみんなで行こうよみたいな、ありがちだと思いますけれども、そういった場合は入場制限をしてもらうという形になります。お客さま同士の距離の確保、1.8メーターですけれども、このように、もう一度あらためて確保していただくように都としてあらためての推進もお願いをしております。