子どもに人気のツナマヨ和えに!【ほうれん草の無水茹で】楠さんちのホットクックレシピ Vol.67
ホットクック愛用者の中で意外と多い、「いまいち使いこなせない」「定番のレシピにもうひと工夫してみたい」というお悩み。そんな方のために、野菜ソムリエでありママでもある料理家の楠みどりさんが、ホットクックで作るからこそおいしい、オリジナルレシピをご紹介します。 【写真9枚】ホットクックを使った「ほうれん草の無水茹で」の手順を写真で見る!茹でたほうれん草で手軽に作れる副菜2品も 今回はホットクックでほうれん草を茹でます。といっても、少量の水分で「蒸し茹で」にするので、たっぷりのお湯をお鍋で沸かす手間がいらず、とても簡単に調理できるんですよ。さらに、下ごしらえ済のほうれん草を使って、基本のおひたしと子どもにも人気のツナマヨ和えを作ります。
ほうれん草がもっと手軽に食べられる!
カロテンやミネラルが豊富で緑黄色野菜の代表格とも言えるほうれん草。茹でて調理するのが基本ですが、葉物野菜は茹ですぎると風味や食感が失われるなど、加減が難しいもの。さらにこれからの季節は、鍋にお湯を沸かすという作業も億劫に感じられますね。 そんな時に頼りになるのがホットクック。ホットクックを使えば、お湯を沸かさずにほうれん草を「無水で茹でる」ことができますし、茹でるお湯に栄養素が流出するのを防ぐことができます。 今回は基本の無水茹での方法と、簡単な副菜2種類をご紹介します。一度にたくさん加熱し、小分けにして冷凍保存しておけば、お味噌汁に入れたり、お弁当の隙間を埋めたりと重宝しますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。 ♦️2~3人家族にぴったりの1.6Lタイプを使用 今回使用したホットクックがこちら。我が家は3人家族なので、扱いやすい2~4人用、1.6Lタイプを使用しました。炊飯器と同じくらいの大きさなのでそれほど場所も取りません。 こちらは2021年に発売されたもので、現在の最新型よりひとつ前のモデルです。
ほうれん草の無水茹での手順
(1)今回はほうれん草1束分(1袋分)を調理します。 ほうれん草の根元に土がついているので、ボウルに水をはり、ほうれん草を浸してよく洗います。根元が太いものは十字の切り込みを入れると土が落としやすくなります。また、切り込みを入れることで火の通りも均一になります。 根元の土を落としたら、葉の部分など全体を洗います。 ●ポイント:今回使用のモデルの場合、ほうれん草は100~200gを目安にしてください。大量に加熱すると火の通りにムラができるので、適量を守って加熱してください。反対に、少量を調理したい場合は、「手動で作る」→「無水でゆでる」→時間をセット(3~5分など)して、様子をみながら加熱時間を調整してください。 (2)水洗いしたら、水気を切らずにホットクックの内鍋に入れます。 ●ポイント:水は加えずに、ほうれん草を洗った際の水気で蒸し茹でにします。そのため、ある程度水気が残ったまま内鍋に入れるのがポイントです。 (3)(2)を本体にセットしてまぜ技ユニットを装着します。「メニューを選ぶ」→「カテゴリーで探す」→「ゆで物」→「ほうれん草・小松菜(ゆで)」を選んでスタートボタンを押します。約10分で完成します。 (4)加熱終了直後がこちらです。 ●ポイント:加熱終了後、放置しておくと余熱で加熱が進んでしまうので、すぐに取り出しましょう。水にさらし、急激に冷やすことでアクを取ることができます。ただし、さらしすぎると栄養素も流出してしまうので注意してください。水にさらした後は、優しく水気を絞ります。 (5)茹でた後にすぐに食べない場合は小分けして冷凍保存しておくと便利です。 ●ポイント:一食分ずつラップに包んで冷凍用保存袋に入れて、できるだけ空気を抜きながら袋の口を閉じるようにしましょう。冷凍庫で約1カ月間保存可能です。 続いて、茹でたほうれん草を使って手軽に作れる副菜をご紹介します。