上戸彩「私はけっこう厳しい親だと思う」…映画『アンパンマン』で驚いた“時代の変化”
6/28より公開の映画『それいけ! アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』でゲスト声優として絵本の世界で森を守る妖精・ルルンの声を演じる上戸彩さん。現在は8歳、4歳、1歳の3人の子どもを育てている母でもある。 【写真】「必要があれば、理解するまで叱る」3人の子どもを育てる上戸彩を見る 助け合うこと、勇気を持つこと、そして友情の大切さ……。数えきれないほどたくさんの大切なメッセージを伝え続けている『それいけ! アンパンマン』。大人も子どもも「見たことがない」という人はいないのでは? という知名度を誇り、“国民的アニメ”と言っても過言ではないだろう。 テレビアニメだけでなく、毎夏、映画も上映。かつて子ども時代に見ていた人たちが、親となって子どもと一緒に観に行く、という光景ももはや当たり前となっていて、上戸さんもその1人だ。今回は、母になった上戸さんが作品に参加して感じたことや、日頃の子育てで気をつけていることなどを率直に語っていただいた。 ---------- 上戸彩 1985年9月14日生まれ。東京都出身。2000年に女優デビュー。16歳のとき出演した『3年B組金八先生』で性同一性障害の生徒を熱演し、一躍注目を集める。その後はドラマ、映画、さらに歌手としても活躍。代表作は『絶対零度~未解決事件特命捜査~』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』、映画『あずみ』など多数。2012年に結婚し、現在、8歳、4歳、1歳の3人の子どもを育てる母でもある。 ----------
ばいきんまんがヒーロー! 歴史が動いた!(笑)
「今回も、信じる心、仲間の大切さを強く感じさせられるストーリーです。そして、やっぱり誰しもお腹が空いていたらダメだよね、というかわいい定番メッセージもしっかり入っています(笑)」 映画『それいけ! アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』について語る上戸彩さん。今作ではゲスト声優として、絵本の世界で森を守る妖精・ルルンの声を演じている。見どころについて伺うと……。 「なんと今回は、ばいきんまんがヒーローなんですよ!! 驚きますよね、歴史が動いた! と思いました(笑)。ばいきんまんって、素直でどこかヌケていて憎めない。アニメのキャラクターだけど、現実にもこういう人いるいるっていう人間らしさがありますよね。それだけに、見ていて気づかされることも多いキャラクターだと思います」 上戸さん演じるルルンが住んでいるのは、絵本の世界。森をめちゃくちゃにしようと大暴れする“すいとるゾウ”からみんなの森を守ろうとしますが、怖がりのルルンはすいとるゾウに立ち向かう勇気がなかなか持てない。そこで助けを求めたのが“愛と勇気の戦士(!? )ばいきんまん”。が、そこはやっぱりばいきんまんで、嫌々立ち向かうもあっさり玉砕。しかし、それでもあきらめないばいきんまんの姿に、ルルンも次第に勇気を持ち始め……。