希少な鉱物やアメジストドームも!日本最大級の鉱物・宝石・天然石の祭典「東京ミネラルショー」
日本最大級の鉱物・化石・隕石・宝石・天然石アクセサリーの祭典「第32回東京ミネラルショー2023」が12月8日、豊島区東池袋のサンシャインシティ 文化会館でスタートした。 【もっと写真を見る】キラキラ、うるうる、まるで生き物…「東京ミネラルショー」見どころ 日本全国をはじめアジア、アメリカ、南米、ヨーロッパなど世界中から化石や鉱物のディーラーが集まり、化石標本、結晶鉱物、隕石、宝石、宝石類原石、天然石アクセサリーなど、およそ100万点に及ぶ商品が出品される「東京ミネラルショー」。32回目となる今回は総出展者数が500社を超える過去最大規模の開催となる。
鉱物、宝石、天然石などを実際に手に取って、見て、買える展示即売会。まず、受付のある2階の第1会場(展示ホールD)の入り口を入ると、今年も「クリスタルワークス」ブースが出展。新型コロナウイルスによる入国制限がほぼ撤廃され、世界中から仕入れたての美しい鉱物標本が並ぶ。おすすめは漫画『宝石の国』の主人公としても知られる「フォスフォフィライト」で、ここまで透明感のある鉱物標本は珍しいそう。他にもロードクロサイトやコバルトカルサイトなどキラキラ、うるうるした鉱物標本ばかり。
第1会場「めのうの店川島」ブースは、明治10年から続く「出雲めのう」の老舗。島根県出雲地方で産出される青めのうを使った「出雲型勾玉(まがたま)」は、三種の神器のひとつとして知られる特産品で、カシューナッツのようなコロンとした形が特長だ。同店では昔ながらの勾玉から、手に入れやすいミニ勾玉、火打石、マスキングテープや琥珀糖までラインアップ。さらに、出雲民藝紙を使った榊(さかき)や出雲の真菰(まこも)を使った注連縄(しめなわ)などもオーダーできる。
同じく第1会場「スーパージェムスジャパン」ブースでは、映画『ミステリと言う勿(なか)れ』に登場するアメジストドームの実物を展示。店内中央の天然石のツリーの下には、天然石のビーズやブレスレットが盛りだくさん!