センバツ2022 「つなぐ野球で日本一」 天理にセンバツ旗授与 /奈良
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する天理高校(天理市)で22日、校名や校章をあしらったセンバツ旗の授与式があった。選手らが見守る中、堀川剛護・毎日新聞奈良支局長から、竹森博志校長を経て戸井零士主将(2年)へとセンバツ旗が手渡された。 堀川支局長は「今できることを着実に積み重ね、何年たっても忘れないプレーで、思う存分に実力を出し切ってほしい」との丸山昌宏・毎日新聞社長の祝辞を代読。穴田敏之・県高野連会長が「(3年連続26回目の選出という)豊富な経験を甲子園で発揮し、県勢の実力を見せてもらいたい」と激励した。 竹森校長は「今年のチームらしい戦いをし、一つ一つの試合を通して更に大きく成長してほしい」と選手らを鼓舞。戸井主将は「全員でつなぐ野球で、目の前の敵を全力で倒し、日本一になれるよう頑張りたい」と決意表明した。 大会は3月4日に組み合わせ抽選会があり、同18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。【広瀬晃子】