阿部監督に“アピール失敗”…巨人、1軍でチャンスを掴めなかった選手(5)ジャイアンツ入りも“不遇”に…?
プロ野球の世界では、一軍への生き残りをかけて激しい競争が繰り広げられている。ファームでは好成績を残していても、上で目立った活躍ができなければ、二軍再降格が命じられることとなる。ここでは、今季一軍での出場機会を得るも、チャンスを掴めなかった読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は9月22日時点)
郡拓也
・投打:右投右打 ・身長/体重:179cm/88kg ・生年月日:1998年4月25日 ・経歴:帝京高 ・ドラフト:2016年ドラフト7位 今季の開幕直前に読売ジャイアンツにトレード加入し、第3捕手として開幕一軍の座を掴んだ郡拓也。だが、現時点で一軍出場5試合とチャンスを活かすことはできなかった。 帝京高から2016年ドラフト7位で北海道日本ハムファイターズに入団。プロ入り後は本職の捕手に加え、内外野をこなし出場機会を模索した。 2021年には自己最多の33試合に出場したが、打率.188と振るわなかった。 その後も一軍定着には至らないまま、2024年3月に若林晃弘との交換トレードで巨人に移籍した。 新天地ではユーティリティー性を買われ、開幕一軍入り。しかし、一、二軍を行き来する状況が続き、4度目の登録抹消となった8月23日以降はファーム暮らしとなっている。 今季は二軍でも62試合出場、打率.179、4本塁打、20打点と確実性に苦しんでいる。打撃面でさらなるレベルアップを目指し、再昇格を狙いたい。
ベースボールチャンネル編集部