清原家の“悲願”プロ入り託された次男・勝児の可能性…慶大4番の長男・正吾は進路不明
プロ通算525本塁打を放った清原和博氏の長男、慶大4年の清原正吾の大学野球が終わった。 【写真】清原和博が「カタギに見えない」…巨人キャンプ訪問姿に球場騒然 4番・一塁で出場した昨10日の東京六大学野球秋季リーグの早大戦で4打数1安打。九回の最後の打席は空振り三振だった。前日9日の初戦は3号を含む4打数4安打と大活躍。宿敵に2連勝して眼前での胴上げは阻んだが、最後のリーグ戦で慶大は5位に終わった。試合後は顔を歪めて号泣。注目の進路については、こう明言を避けた。 「明日以降、自分と見つめ合って考えたい」 プロ志望届を提出しながら、先のドラフトで指名漏れ。NPBの二軍参入球団や独立リーグからオファーが届いているものの、さる大学野球関係者はこう言った。 「恩師の慶大・堀井監督にも進路は伝えられていない。その堀井監督は『引退』の可能性も示唆しています。大学最終年を迎えるにあたり、正吾は親しい関係者にプロ入りの夢と同時に米国留学を考えていることも漏らしている。中高6年間もブランクがありながら慶大の4番を打つまでになった素質を惜しむ声はありますが、野球とは別の道を選択する可能性が高いとみます」 この秋季リーグで公式戦1号を含む3本塁打を放ち、記念球は1本目を父、2本目を母、そして前日の3本目は慶応高3年で来春慶大野球部の門をたたく弟の勝児に渡すとした。 「勝児は慶応高で2年進級時に留年。文武両道の同校では珍しいことではありませんが、高野連の規定で3年に進級した今年1年間は公式戦に出場できず、練習するだけの日々でした。身長186センチの兄に比べ、175センチと小柄ですが、少年野球の頃からパワー、センスは兄以上と評価されていた。慶大での4年間で順調に成長すれば、プロ入りの可能性は兄より高いかもしれない」(前出の関係者) 清原家の夢は続く。 ◇ ◇ ◇ 勝児のいる慶応は昨夏の甲子園を制しながら今夏は神奈川県大会の16強で散った。その理由について、興味深い声があがっている。いったい慶応に何が起きていたのか。 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。