イタリア復帰の道を探す? 今季チェルシーで“334分”の出場に留まる21歳MFにユヴェントスが興味
同ポジションには強力なライバルが
ユヴェントスはチェルシーでプレイする21歳MFチェーザレ・カサデイの獲得を狙っているようだ。伊『calciomercato.com』が報じている。 チェゼーナやインテルの下部組織で育った同選手は2022年夏チェルシーへ移籍。トップチーム出場経験がない19歳の選手としては破格となる1500万ユーロほどの移籍金でチェルシーにやってきたことで大きな注目を集めたが、カサデイは思うように出場機会を掴めていない。 今シーズンはここまで公式戦5試合の出場でプレイ時間は334分のみ。カラバオカップやECLでの出場のみで、プレミアリーグの出場はなし。さらにベンチ入りしたのも2試合のみと苦しい状況に立たされている。 そんな同選手に興味を示しているのがユヴェントスのようだ。ユヴェントスはカサデイの大ファンであり、これまでにも何度か獲得に動いていた模様。今冬の移籍市場ではカサデイの優先順位はそれほど高くないようだが、同選手の動向を今もチェックしているとのこと。 またカサデイも現在出場機会を求め、代理人を通じてイタリア復帰を目指して動いているようだ。しかし、同選手に興味を示すのはユヴェントスだけではなく、同じくセリエAのモンツァも獲得に興味を持っており、現在獲得に向けて猛プッシュ中だという。 チェルシーの同ポジションにはエンソ・フェルナンデス、モイセス・カイセド、ロメオ・ラヴィア、さらにキアナン・デューズバリー・ホールといった選手らがおり、カサデイが彼らの牙城を崩すのは簡単ではない。 まだ21歳と若く、キャリアを好転させるために移籍を決断するのは1つのきっかけとなるが、カサデイの今冬の去就に注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部