「あなたが悪い!」超裕福実家に生まれ育った35歳妻「10歳サバよみ浮気」の悲哀
「シェアリング電動キックボード」の貸し出し基地は
妻は、毎週水曜日の夜1時に家を出て、6時に戻るとあるので、水曜日の夜から張り込み開始。私たちは深夜0時から、秀行さん一家が住む、都内のマンションの前で待機します。このマンションは、妻の実家の会社が一棟所有している物件です。ビルメンテナンスの会社をしているだけに、施設をお金にする方法をよく知っているのか、屋上には看板、敷地内の空きスペースには、シェアリング電動キックボードの貸し出し基地が設置されていました。 深夜1時15分に妻らしき人が出てきます。小柄で細く、色が白い。ニット帽とダウンジャケット、細い脚がスラリと見えるスパッツにムートンブーツ姿でした。白いキルティングレザーの小さなリュックはハイブランドのもので、きっと両親が買ってくれたのではないかと推測。 妻は慣れた様子で、電動キックボードをレンタルして、移動スタート。私たちも折りたたみの電動自転車であとを追います。それにつけても、妻は急いでいるのかかなりのスピードを出しており、しかも道路右側の歩道を走っています。法令では原則として、車道の左側の端に寄って通行しなければならないはずです。
20代前半と思しき男性が…
ヘルメットもかぶらず、20km近くのスピードを出して歩道を走っているので、全く人通りがない深夜でなければ、事故を起こしている可能性もありそう。歩行者感覚で電動キックボードを乗っているのかなと思いながらも、私たちは左側の車道を走りながら、尾行を続けました。 妻は自宅から2km離れたところにある電動キックボードの基地に、返却します。そしてそこから徒歩1分程度のところにある、ファミレスに入っていきました。すぐにトイレに駆け込み、メイクを直しています。 妻は35歳ですが、20代半ばに見えるほど、表情が幼い。小柄で華奢な体つきをしていることや、まつエクやネイルが盛り気味で、若作りをしていることもあるかもしれません。ビールを飲みながら、10分程度スマホを見ながらニヤニヤしているところに、妻の名前を呼びながら、20代前半と思しき男性が入ってきました。 それに、妻は極上の笑顔で応じます。すっかり恋する乙女の顔になっていました。そして「なんでも食べて。お腹が空いているでしょ」などと言っていました。 私たちは、妻の席の後ろに座ったのですが、男性はある有名大学の2年生で、新宿の居酒屋で終電までバイト後に、ここに駆けつけていることがわかりました。男性は筋肉質でメガネをかけており、とても真面目で素朴な雰囲気。 男性も妻のことが好きなようで、かなり年上の妻のことを「かわいいな。かわいいな」などと何度も言っていました。ハンバーグと大盛りライスを注文し、ビールを頼んで流し込むように食事を終わらせ、3000円程度の支払いは妻がしていました。