今西優斗&若野瑛太がドルフィンズU18を引っ張る! 29日からのチャンピオンシップで大暴れ誓う【バスケット】
りそなBリーグ1部は日本代表活動期間のため中断中。番外編としてユースの活躍を紹介したい。名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)U18は、29日から高崎アリーナで行われるU18チャンピオンシップに臨む。過去3大会でいずれも準優勝。第4回の今大会には38チームが出場し、4日間かけてトーナメントで争う。すでにユース特別育成枠でトップチームの試合にも出場している今西優斗(18)と若野瑛太(17)を中心に、今年こそ優勝を狙う。
2人がチームを引っ張る。高校3年の今西は「最後の年に優勝して終わりたいなって。本当に優勝できるメンバーだと思うし、自信も今までで1番ある」。高校2年の若野も「優斗と一緒にやれるのも今年が最後なので、しっかり優斗に優勝をさせてあげたい」と意気込む。 強豪高校に進学する同世代が多い中「U18が1番プロに近い道」と考え、ともに中学時からドルフィンズの下部組織を選んだ。現在は練習場近くにある至学館高の授業が終わると、トップチーム、ユースの両方の練習に加わって汗を流す。オフの日は「普通の高校生」の生活を満喫。カラオケをしたり映画を見たり、時には温泉や釣りにも行く。 お手本は常に身近にいる。今西は同じポイントガード(PG)の斎藤拓実から特に刺激を受け、「PGの能力がずば抜けて高い。一つ一つの細かいスキルに影響を受けているし、フローターシュートのコツを聞いたりしている」と明かす。 若野は昨年まで名古屋Dに在籍し、今季は三河でプレーする須田侑太郎に憧れる。シューターとしてのメンタリティーや競技への熱意、リーダーシップなどを挙げて、「将来は須田さんみたいな選手になりたい」と話した。 U18もトップチームと同じく、堅い守備と速い展開を得意とする。トップチームでの活躍、将来の日本代表入りを目指す2人が、まずは同年代との大会で大暴れする。 ▼今西優斗(いまにし・ゆうと) 2006年5月16日生まれ、名古屋市緑区出身の18歳。180センチ、76キロ。ポジションはポイントガード。 ▼若野瑛太(わかの・えいた) 2007年6月13日生まれ、愛知県尾張旭市出身の17歳。186センチ、86キロ。ポジションはスモールフォワード。
中日スポーツ