【出会えたらラッキー?】旧型の紙幣や貨幣を紹介!使用可否や、コレクター価値についても解説
令和6(2024)年7月をめどに新紙幣の発行が予定されています。これまでも多くの紙幣や貨幣が発行されてきましたが、そのほとんどはもう手にする機会がほとんどありません。 そういった旧型の紙幣や貨幣の中には、額面以上のコレクター価値で取引されているものがあります。本記事では主な旧型の紙幣や貨幣を紹介するとともに、高値で売れる可能性があるコレクター価値の特徴についても解説します。 ▼祖父の部屋から「大量の小銭」を発見! 申告は必要? 勝手に使うのはNGなの?
主な旧型の紙幣を紹介
紙幣とは、日本銀行が発行しているお札(銀行券)のことです。すでに発行が停止されている旧型の紙幣には以下のようなものがあります。 ■一円券 旧型の一円券は4種類です。肖像画は、武内宿禰(たけのうちのすくね)、大黒像、二宮尊徳です。日本銀行によると、いずれも昭和33年に発行が停止されたそうです。 ■五円券 旧型の五円券は1種類で、肖像画ではなく彩紋の図柄が描かれています。 ■十円券 旧型の十円券は1種類で、描かれているのは国会議事堂の図柄です。 ■五十円券 旧型の五十円券は1種類で、肖像画には高橋是清が起用されています。 ■百円券 旧型の百円券は2種類で、肖像画は聖徳太子と板垣退助です。 ■五百円券 旧型の五百円券は2種類で、肖像画はどちらも岩倉具視です。
主な旧型の貨幣を紹介
貨幣とは、政府が発行している硬貨のことです。すでに発行が停止されている旧型の貨幣には以下のようなものがあります。 ■五円硬貨 旧型の五円硬貨には、穴ありと穴なしの2種類があります。穴がある硬貨の図柄は現在の硬貨と同じ、稲穂、歯車、水、双葉です。一方、穴がない硬貨には、国会議事堂、唐草、はと、梅花が描かれています。 ■百円硬貨 旧型の百円硬貨は2種類です。年代が古いほうには、鳳凰(ほうおう)、日章、桜花が描かれ、新しいほうには稲穂と分銅が描かれています。 ■五百円硬貨 旧型の五百円硬貨は2種類ですが、図柄は同じキリと竹とタチバナが描かれています。