「将来はグレイヘアを目指したい！」と考える50代が、今、ぜひやっておきたい「本気のヘアケア」とは

白髪お悩み歴15年。50代後半になってもいまだ白髪対策迷走中のセトッチが、白髪の悩みを解消すべく、情報収集に奔走する連載。今回は「将来は美しい髪、特にグレイヘアを目指したい！」というセトッチが、50代の今、ぜひやっておきたい「本気のヘアケア」。さまざまなヘアケアにトライしてきたOurAge編集部員のギリコに教わった。

【アイテムを教わった人】

ギリコ編集部員の現在の髪の様子。髪が元気を取り戻してからは、ロングヘアに挑戦中。先日、商業施設ですれ違った女性から〝あなたの髪、きれい！ うらやましいわ〟と突然話しかけられ、うれしかったそう

ギリコ　OurAge編集部員 50代半ば。ものすごいクセ毛でストレートパーマ歴約40年。ただでさえ髪が傷んでいたところに、40代から白髪染めも開始。それによって髪の傷み具合が加速し、ごわついてツヤもハリもない哀れな髪に…。そこで、あるとき一念発起！ サロンも変え、さまざまな製品を積極的に試し、ハリとツヤを取り戻した経歴の持ち主。

セトッチ： ギリコさん。この連載を担当してからテレビを観ているときや街中で、人の髪の毛がすごく気になるようになりました。中でも特に、きれいなグレイヘアの方を見かけると「いずれ私も…」と憧れます。 でも、その一方で、なんというか…大変失礼な表現で申し訳ないのですが、ただの「白髪放置してます」っていう状態にしか見えない方もいますよね。うーん、そうはなりたくない。この「グレイヘア」と「白髪放置髪」の見え方の違いってなんなのでしょう？ ギリコ： それは、ずばり、髪そのものが健康かどうかということですね！ そもそも毛髪というのは透明。それが毛根で、メラニンと呼ばれる黒や茶色の色素によって色がつけられると、黒や茶色の髪として生えてくる。着色されずに透明のまま生えてくれば光の加減で白く見えて白髪になる（この連載の第1回で解説）。それだけの違いなんです。ですから、黒髪に健康な髪とダメージヘアがあるように、白髪にも健康な髪とダメージヘアがあります。 セトッチ：なるほど。つまりきれいなグレイヘアを目指すには、健康な白髪を目指さないといけないのですね。 ギリコ：そのとおり！　「もう白髪だからお手入れなんてしなくていい」ではなく、「白髪だからこそしっかりケアする」なんです。そうしないと、セトッチさんの言う「ただ白髪を放置しています…」になってしまいますよ。 セトッチ：70代、80代になったとき、きれいな髪でいるためには今、40代、50代のケアが大切なんですね。今すぐに始めないと！　とはいえ私は今、何もケアしていないので、ギリコさんが使っているアイテム教えてください。 ギリコ：喜んで！ ケアすべきは、ずばり「頭皮」です。