小池都知事が記者会見8月7日(全文2完)観光業者の事業継続に向け支援を検討
観光業界への支援は考えているのか
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。観光業の支援について伺いたいんですけども、夏の観光シーズンもこのままいくと期待できないとなってくると、かなり厳しい状況になってくるのかなと思うんですけれども、先日、業界団体の方の要望もありましたけれども、個別というか、観光業界への支援というのは何か考えていらっしゃいましたら教えてください。 小池:今、考えてみればコロナがなければちょうどオリンピックで最大に盛り上がっているところであります。それを期待して観光業の方々もさまざま設備投資などを行ってこられたということであります。それだけに今、このような状況になっていることというのは、業界の方も不本意でありますし、これは誰にとっても不本意であります。 そういう中でコロナを抑え込む必要があります。できるだけその期間を短くするためにも、ゴールデンウィークでもご協力を賜りましたけれども、あらためて、このコロナ対策っていうことを、現下のコロナ対策をさらにこの期間、この夏、特別な夏にすることによって、その間を短くしていくことができないか、その点のご協力もお願いいたしました。 また一方で先だっても業界の方々のさまざまなご要望も賜ったところでございます。東京にとってもやはり観光は大きな産業でありますし、それを担う皆さま方は、観光業でもいろんな規模や業態が異なるかと思いますけれども、その方々にはどのような形で、これも事業の承継というか、事業のBCPですね、どうやって継続していくかということについての、都として支援をするところはしていきたいというふうに考えております。では最後です。
時短協力金、一律20万円では厳しいとの声もあるが
TBS:すいません、TBS【ジョウジマ 00:47:58】と申します。コロナ専門病院についてお伺いしたいんですが、東海大の付属病院のほうは現在も外来の患者さん、また入院されている患者さんも多くいらっしゃるかと思うのですが、その方々が一番、今、不安に思われているかもしれないと思うんですが、その方々に対する対応や支援はどのように考えていらっしゃるのか。またこの件、もしくは大学マターなのかというのと、もう1つは時短営業の件なんですけれども、月曜から始まりまして、今週1週間、やはり協力しているお店もかなり多く見られるかと思うんですけれども、それでも一律20万円というのでやっていけない、相当厳しいという声もあると思います。その声も含めまして月曜から始まったこの時短営業についてお話を伺えればと思います。 小池:東海大学については学長からのありがたいお申し出を受け、さまざま調整を重ねてきたところでございます。実際に地域の病院としてこれまでも役目を果たしてこられました。1つ1つの対策については現場、そしてまた大学のほうとどのような形で進めていくかについては調整も行っているところであります。一方でコロナ禍が襲っているという中においては、そのようなお申し出をいただくということは大変ありがたいことでありますし、また医学の面から、医療の面からの最も必要なサポートをいただくということを有効に生かせるように進めていきたいと、このように思います。 それから時短営業へのご協力であります。前回は本当に皆さま方のご協力を得た上で、支給金として1店舗で50万、そして2店舗以上100万円という協力金をお出しさせていただきました。そのときも大変きつかったと思います。一方で今日、今回は時間を、前回、7時ラストオーダーで8時にお店を閉めてくださいという、飲食店に対してのお願いでございました。一方、今回は10時ということになっております。お店によっては10時から開くというところもおありでしょうから、そういったところでは厳しいというお声は当然、聞こえてくるわけであります。一方で今の感染症の状況などを鑑みますと、皆さま方のご協力がここでもあらためて必要だということで、今回の立て付けとさせていただいたところであります。