【埼玉県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。岩肌からの湧水が生み出す“天然の氷のオブジェ”が圧巻
冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。 【画像】ねぎ好きは必見! 深谷ねぎまつりほか埼玉県の冬の魅力10選を写真ですべて見る。 凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。 暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、埼玉県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。
◆三十槌の氷柱
「秩父三大氷柱」の1つである三十槌の氷柱は、岩肌から湧き出る湧水が生み出す天然の氷のオブジェ。1年で最も寒さの厳しい1月中旬から2月中旬に見ることができます。石清水が凍結してつくられた、高さ約8メートル、幅約30メートルにもおよぶ巨大な氷柱の群れは圧巻。 夜間はライトアップされ、昼間とはまた違った姿を楽しめます。 ※氷柱の状況は、天候や気温などの条件で変わります。 三十槌の氷柱(みそつちのつらら) 所在地 埼玉県秩父市大滝4066
◆ぽかぽかこたつ舟
国指定の名勝・天然記念物である人気観光名所「長瀞」。旧親鼻橋から旧高砂橋までの荒川沿いに結晶片岩でできた「岩畳」や断崖「秩父赤壁」が続く、古くから景勝地として親しまれているスポットです。 この景色を舟で川を下りながら観賞できるのが、観光舟下り「長瀞ラインくだり」。冬季は「ぽかぽかこたつ舟」として運航しており、岩畳周辺の瀞場(とろば)を約20分かけて1周することができます。 夏の急流下りとは異なり、和舟に乗り豆炭あんかのこたつでぬくぬくと温まりながら、ゆったりとダイナミックな景観を楽しめます。 開催期間:2025年1月1日(水・祝)~2月28日(金)10:00~14:30(受付時間) ぽかぽかこたつ舟(ぽかぽかこたつぶね) 所在地 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞489-2
◆深谷ねぎまつり
深谷市を象徴するものの一つが「深谷ねぎ」。深谷市で採れたネギの総称のことで、市内では数多くの品種が育てられていて、品種によってさまざまな味わいや食べ方が楽しめます。 「深谷ねぎを通して『食』への感謝の気持ちを共有し、さまざまな表現方法によりさらなる深谷ねぎの魅力を広くアピールしよう!」のコンセプトのもと、市民により毎年1月の最終日曜日に開催されているのが「深谷ねぎまつり」。 お祭りでは、直火で真っ黒に焼いてソースなどを付けて食べる「深谷カルソッツ」や泥つきのまま焼くことで蒸し焼きのようになる炭火焼き、県内外の飲食店による自慢の一品など、さまざまなネギ料理を味わえます。また、深谷ねぎの食べ比べ体験や多種多様なネギの品種売りも行われるので、その奥深い魅力に触れてみては。 開催日:2025年1月26日(日) 深谷ねぎまつり(ふかやねぎまつり) 開催地 埼玉県深谷市樫合763(深谷グリーンパーク アクアパラダイス パティオ)