奇跡の67歳‧天野佳代子さんの若さの秘密「目元、口元の“しぼみ感”を一掃するにはこのアイテム」
「奇跡の67歳!」 と、各メディアで話題の美容ジャーナリスト・天野佳代子さん。連載第2回は、老け感を一掃するメイクについて教えてもらった。ポイントは年齢を感じさせる目元と口元のフォルム。この2カ所をライナーで調整することで、しぼみ感が消え、生き生きとハリのある表情を生み出す。そのコツとは?
変わってきた顔の印象に戸惑い、「どうメイクしていいのかわからない」と迷う人も多いOurAge世代だが、天野さんのメイク理論は実に明快。 「老けた印象をつくり出す部分にポイントを絞るんです。まず何より目元や口元のしぼみ感。カラーにこだわるより、まずここにひと手間ふた手間かけるようにしています。 まばらになったまつ毛や足りない目力を補うために、私は目的別にアイライナーを3本使います。アイライナーにはリキッドやジェルなどの形状がありますが、線を際立たせる、影をつけるなど、それぞれに向く“仕事”があって、併せて使うとアイメイクが効果的に仕上がります。 しぼみが気になる唇のフォルムも、リップペンシルで必ず輪郭を調整。ベージュのライナーで少しオーバーぎみに描くと、どんな口紅を重ねてもふっくら仕上がります。このふたつをしっかりフォローするだけで、印象って意外と簡単に変わるんです」
大人の目元を若返らせる3つのアイライナー
【上】下まつ毛際にはワントーン明るめのブラウンを使用。ラブ・ライナー リキッドアイライナーR4 ダークブラウン/msh 【中】上まぶたの際に自然な影を演出してくれるジェルライナー。CLIO エクストリーム ジェルプレッソ ペンシルライナー 02/CLIO COSMETICS 【下】上まつ毛の根元を埋めるのに最適な細筆。ヴィセ エクストラシャープ リキッドライナーBR311/コーセー
アイシャドウをなじませたあと、【下】のヴィセのリキッドライナーを、まつ毛の間を埋めるようにのせていく。 「まつ毛とまつ毛の間が空いていると目が小さく見えて、どんなアイメイクをしても目力が弱いままです。まずはここを細筆でしっかり埋めます」