奇跡の67歳‧天野佳代子さんの若さの秘密「目元、口元の“しぼみ感”を一掃するにはこのアイテム」
下まつ毛の際にも同様にアイラインは必要。 「上まぶたに使ったものより、ワントーン明るいブラウン【上】で仕上げて、ライナー感を主張しないのがコツです」。 リキッドタイプのアイライナーで筆先を置くようにして埋めていく。
【中】のジェルライナーを、先にまつ毛際を埋めたラインの上に引いて、まぶたの際に影を足していく。 「少し内側の粘膜にかかる感じでのせ、最後にまつ毛の内側の粘膜に黒目の幅だけラインを入れます。黒目が大きく見えて目力が格段にアップします」。 このあとマスカラを塗って、アイメイクを仕上げる。
リップライナーは、実際の唇よりほんの少し大きめに描くのがコツ。 「忘れがちな上下の口角を際立たせることで、唇全体がボリューミーになるので、このように口を開けて口角までしっかりと。ラインはあくまで唇のフォルムを調整するためのものなので、目立ってはダメ。肌なじみのいいベージュを使うのがポイントです。輪郭を調整して内側を塗りつぶせば、ベースのリップは完成。この上に口紅を重ねて、いろんな印象を楽しんでいます」
天野佳代子さん 1957年生まれ。音楽ライター、美容専門誌「美的」の編集者、「美的GRAND」の編集長を経て、美容ジャーナリストとして独立。豊富な美容知識と経験に裏打ちされた説得力あるアドバイスで大人気に。美容だけでなく、作家や漫画家、作詞家としての経歴もある多彩な才能の持ち主。 撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/広瀬あつこ 取材・文/北林道子