上田淳子さん×レイナさん対談。下ごしらえが何より大事。大人の幸せベースメイク。
【2024秋冬 クロワッサン信頼コスメ ベースメイク部門】ちょっとした準備をすることでベースメイクはより楽にきれいに仕上がる! そんな極意をすっかり伝授します。
友人に誘われた上田淳子さんが初めてレイナさんのメイクレッスンを受けたのが3年ほど前のこと。その際にメイクへの意識がガラリと変わったという。最近再びメイクレッスンを受け、料理とメイクの共通点を改めて痛感した上田さん。同じ気持ちを抱いたレイナさんと、熱く語り合いました。
上田淳子さん(以下、上田) 実は、私はメイクに対して考えが凝り固まっていて苦手だったんです。けれど私が料理についてほかの人に語っていることを「メイクについても一緒ですよ」とレイナさんに言われて。魚を買ってきたら臭みを取るため塩をしてしばらく置く、という下ごしらえを何げなくやっているけど、やるとやらないでは仕上がりが違う。それはメイクも一緒なのだとレッスンの中で気づきました。 レイナさん(以下、レイナ) 知ってるテリトリーに落とし込めると腑に落ちやすいんですよね。 上田 マッサージも時間がないからと逃げてたけど「魚は塩してから焼くじゃないですか」と言われたら「確かにそのまま焼かないです……」と(笑)。 レイナ 私も上田さんとお話ししていると、共通点が多いので驚きます。料理は毎日するもの、でも適当にしても生きていける。メイクもそう。 上田 料理も買ってきたお惣菜でも生きていけるし。 レイナ でもちょっときれいになると一日の過ごし方が変わるし、人生の豊かさが変わるなと思っていて。 上田 自分で自分のご機嫌を取れるのは、メイクと料理も一緒。洋服は毎回買い替えられないし、部屋の模様替えも大ごとだけど、料理もメイクも毎日作ってはなくなるもの。簡単で納得して楽しめる方法を自分の手でできるようになっておくと、歳を取っても笑っていられるような気がしますよね。 レイナ そして、メイクも料理もときにフルでがんばったり、日常のおいしいごはんがあるのも同じ。 上田 お客さまが来るならがんばって料理するけど、近所のママ友ならおいしいお茶を入れておつまみだけ用意しておこうかなとなる。それと一緒で、メイクにもちょっとしたハレとケがあるんだなと気がつきました。それまではゼロか100だと思っていて。でもその間が大事なんだ、と。 レイナ 毎日フルメイクだと疲れてしまいますものね。