【エプソムカップ】レーベンスティールが前走大敗からのリベンジV ここから4歳牡馬の逆襲が始まる?
[GⅢエプソムカップ=2024年6月9日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1800メートル] 9日、東京競馬場で行われたGⅢエプソムCはレーベンスティール(牡4・田中博)が優勝。ルメールを配して巻き返しを期した4歳馬が見事1番人気に応えて快勝した。 新潟大賞典でも1番人気に支持されながら11着に敗れた。新潟大賞典で1番人気で敗れた馬が同年エプソムCに出走してきたケースは11回あり、うちエプソムCを制したのは1984年サクラシンボリ(新潟大賞典10着)、2000年アメリカンボス(同2着)の2頭のみだったが、それらに続く3頭目のケースに。また、20年ダイワキャグニー(新潟大賞典14着)に続くレース史上5頭目となる「前走フタ桁着順からの巻き返しV」という〝リベンジ走〟も決めた。 なお、今年に入っての芝中長距離のJRA重賞(牝馬限定除く)における4歳馬の勝利はこれで大阪杯ベラジオオペラに続く2勝目。先週時点で〈1・3・1・38〉、勝率2・3%、連対率9・3%と苦戦が続いていたが、ここから4歳世代の巻き返しが始まるか?
東スポ競馬編集部