【40代、50代】あなたも眼瞼下垂?セルフチェックと判定方法、そして手術など治療法を専門医が解説
高田尚忠先生による眼瞼下垂の手術例
二人ともTKD切開・ファシアリリース法による眼瞼下垂手術。 健康保険適用/局所麻酔下/手術時間:両目で約30分。 写真の2例はどちらも、皮膚自体の切除は標準(保険診療なので3~4㎜程度)。眼輪筋、眼窩脂肪も二重幅を作るだけの最小限の切除にとどめている。挙筋腱膜を固定する際、ファシアリリース(結合組織による接着を外す方法)によって腱膜をフリーにするため、まぶたの縁が自然なアーチに。わずか1カ月できれいに回復するのも特徴だ。
【教えてくれたのは】 高田尚忠さん 眼科医。高田眼科(静岡県浜松市)院長、フラミンゴ眼瞼・美容クリニック(愛知県名古屋市)主宰。眼科医と形成外科医の知識、豊富な眼瞼手術の術者としての経験をもとにファシアリリース法を考案。保険適用手術にこだわり、手がける眼瞼下垂手術は年間2千件以上。全国から患者が来院。メールでの眼瞼下垂相談も可能。 イラスト/かくたりかこ 構成・原文/蓮見則子