【40代、50代】あなたも眼瞼下垂?セルフチェックと判定方法、そして手術など治療法を専門医が解説
●MRD(瞼縁角膜反射距離)による眼瞼下垂の判定 正常:3.0㎜以上 軽度:1.5㎜前後 中度:0.5㎜前後 重度:-0.5㎜前後 距離だけでなく瞳にどれだけまぶたがかぶさっているかも目安に。
●ライター蓮見則子は「中度」。「隠れ眼瞼下垂」でした! 目が開けにくくて悩んでいたライター蓮見則子。一見、眼瞼下垂ではない状態に見えるが、普段おでこの力を使って眉を上げることによりまぶたを上げている、いわゆる「眼瞼下垂の代償期」とのこと。「隠れ眼瞼下垂」と言われる状態だ。力を抜いて測定するMRD(瞼縁角膜反射距離)では、しっかり「中度」の判定に。
眼瞼下垂●一問一答
Q. 何科を受診したらいいの? A. 保険診療を主体とした形成外科・眼科・皮膚科、自由診療が中心の美容外科など。 Q. 保険適用になる基準は? A. MRD(瞼縁角膜反射距離)を基準に、日常に支障をきたしていることですが、最終的には医師の判断。 Q. いちばん基本的な手術法は? A. 手術法は数多くあるが、保険診療なら切開法、自由診療であれば埋没法がメイン。どの手術法にも短所・長所がある。 Q. 手術はいくらくらいかかる? A. 保険診療の3割負担なら両目で4万円台。自由診療では15万~70万円程度と幅がある。 Q. 一度手術したら再発しないの? A. 可能性がないわけではない。再手術のしやすさは、最初の手術次第とも言える。 Q. 両目同時に手術するのが普通? A. 片目でもできるが、へリング現象(片方の目を開けやすくすると片方が開きにくくなる)や、左右差を避けるためには両目が理想。 Q. 術後の腫れ、メイクはいつ可能? A. 手術後10日~14日で抜糸、強い腫れは、ほぼ1週間で引く(高田先生の手術の場合)。アイメイクはできれば1カ月後くらいから。 Q. よりよい手術を受けるには? A. その医師の手術件数や手術例を参考にして、何軒か比較検討する。HPが眼瞼下垂に詳しいことも必須。クチコミも参考になる。