PCR拡充が必要 専門家会議が会見(全文3)特定警戒都道府県入れ替えあり得る
新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議は4日夜、記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「新型コロナ「新しい生活様式」とは? 政府の専門家会議が会見(2020年5月4日)」の中継開始時間に対応しております。 【動画】新型コロナ「新しい生活様式」とは? 政府の専門家会議が会見 ◇ ◇
前回会議の分け方で評価しなかった理由は?
西日本新聞:西日本新聞、一瀬といいます。前回の専門家会議で各地の感染状況については厳しい地域と、限定的となった地域という分かりやすい2つの分け方をされました。これがすごく各都道府県、かなり注目されていたと思うんですけども、この枠で評価なされなかった理由と、専門家会議の中の議論で、こういう分かりやすい形で示すという話にはならなかったのか。その辺りをまず1点目、お願いいたします。 尾身:それは難しいな。 脇田:ありがとうございます。確かに今回、地域を分けるということは必ずしも議論を十分にしなかったというところはあろうかと思います。ただ今後、先ほどありましたように、次の専門家会議に向けてどういった地域がどういった状況にあって、その解除に向けてどうなるということは、示していきたいというふうに考えております。 尾身:いいですか。今おっしゃった、それともう1つは、結局今回の34にしたのと13は違うカテゴリーなんですね。13のほうは、ほぼある程度、確立した感染症の指標でやったんです。ところがなぜ全国に網をあれしたかというと、いろんな理由があって、1つは感染が地方にいっているということ。地方は医療体制がまだ準備できていないこと。それから県知事なんかのリーダーシップが必要なこと。それから全国の足並みをそろえないと、規制が掛かったところからそうでないとこにいくので、全国的なということで、つまり13対それ以外というふうな枠組みにならざるを得なかったところがあるんですね。だからおっしゃるような、前の提言の3つのことと違ったという側面もあったと思います。だから、それをどうするかっていうのは、これからわれわれの課題でしょうね。 西日本新聞:あえてちょっとお伺いしたいんですけれども、13都道府県の中の福岡については先日0ということで、新規感染者が。これについての評価と、あと提言書の中の3ページの10行目辺りに、直近2週間以上にわたって新規感染者が確認されていない地域と、1週間以上にわたって確認されていない地域があります。この辺はやはり、ある程度もう落ち着いている地域と捉えてよろしいのか。その辺の評価についてお願いしたく思います。 脇田:ここの直近1週間、あるいは直近2週間の新規感染者数が0であったというところは、やはりほかの地域に比べれば、感染の流行がある程度落ち着いてきているということは、われわれとしても考えているところです。