出会ったその夜に同棲スタート! 世界的オペラ歌手、アンドレア・ボチェッリと妻ヴェロニカの愛の軌跡
イタリアのオペラ歌手、アンドレア・ボチェッリが、現在の妻でマネージャーを務めるヴェロニカ・ベルティと恋に落ちるまで、長くはかかりませんでした。 正式に結婚したのは2014年3月21日ですが、アンドレア自身が『ガーディアン』に語ったところによると、「出会った日に事実上、結婚生活が始まった」そう。 当時は俳優だったヴェロニカと名高いテノール歌手の出会いは、2002年に行われたあるパーティー。アンドレアは彼女のために「Occhi Di Fata(妖精の目)」という曲を歌ったのだとか。当時ヴェロニカは18歳、アンドレアは最初の妻であるエンリカ・チェンツァッティと10年間の結婚生活に終止符を打ったばかりでした(アンドレアとエンリカの間には2人の息子、エイモスとマッテオがいます)。
「みんなその場にいました。私たちにとっては本当に素晴らしい瞬間でした」と当時をふりかえったアンドレア。「ものすごく素早いスタートでした。その晩に同棲を始めたんですから」 そうして始まったふたりの関係ですが、25歳の年の差は、アンドレアによれば、むしろ問題を「簡単にしてくれました。難しくするのではなく」 「大きな年齢差は私の家族の伝統なんです―父と母の間にも年齢差がありました」とアンドレア。「それに、私は信心深い人間で、年齢差のある結婚は聖書の中にもたくさん見られます」
アンドレアによると、ふたりを結びつけているのはいつだって音楽で、ともに音楽について話したり、演奏したり、聴いたりしてきたそう。娘のヴァージニアが生まれた2012年には、ふたりで「Qualche Stupido」というラブソングを演奏したことはよく知られています。
そして2014年、ふたりはトスカーナ州リヴォルノにある聖堂で結婚。それは、娘のヴァージニアの2歳の誕生日でした。 「当然のことですが、2人の人間が私たちのように感じると、それを永続的な取り決めにしたいと思うものです」と結婚式に先立って『デイリー・メール』に語ったアンドレア。「ふたりの関係は宗教的でスピリチュアルな観点から始まりますが、結婚は法的な問題です」 現在はトスカーナ州に暮らすアンドレアとヴェロニカの結婚生活は10年に及びます。新型コロナウィルスが世界的に大流行する中、ふたりはアンドレア・ボチェッリ財団を通して資金を調達し、救援することに力を注ぎました。また、その間のイースターの時期に、アンドレアはミラノの大聖堂で「Bochelli: Music for Hope」と題するコンサートを開き、世界中に美しい歌声を贈りました。 さらに嬉しいことに、パパの音楽的才能は娘にも受け継がれている様子! 娘のヴァージニアとアンドレアはここ数年一緒に舞台に立っており、最近では2023年にレナード・コーエンの「ハレルヤ」をBBCの「ストリクトリー・カム・ダンシング」で共演しました。その演奏はあまりに感動的で、その後数ヶ月にわたってTikTokで話題に。 最後に、アンドレアとヴェロニカがどうやって互いへの愛情を保ち続けているかについてですが、ヴェロニカがその秘訣はひとつのシンプルなルールに尽きると、2023年3月の『ピープル』に明かしています。 「私たちは今では22年近く一緒にいますが、少なくとも初めの方は、24時間ずっと一緒にいました」「時には意見が一致しないこともありますが、目標については常に一致しています。私たちはお互いを頼りにしているんです」 ※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Mayuko Akimoto From:Good Housekeeping