新型BMW2シリーズ・グランクーペに48Vマイルドハイブリッドシステム採用。環境性能とドライビングダイナミクスを大幅向上!
ボディ剛性を強化し新開発パワートレイン搭載。デザインも新世代へ移行中
世の中には諸般の事情により4ドア車しか選択肢のないカーライフも。例えばM4が好きだけどM3を選ばざるを得ない人たちもいらっしゃいます。そんな背景から4ドアクーペが登場するのですが、BMWには「グランクーペ」というスタイリッシュなモデルが用意されています。 この記事の他の画像を見る
現行型BMW2シリーズ・グランクーペの日本導入は2020年4月。で、コレが初代モデルでモデルコードが「F44」。先ごろ発表された2代目のモデルコードが「F74」。新型の画像は既に公式HPにアップされ日本導入は2025年春のアナウンス。早ければ年内にも日本仕様の装備、価格も判明するかと思います。
新旧どちらもカッコいいと思うのですが、この時期に考えたいのは店舗在庫の「F44」という選択肢です。新型が発表された今、あえて旧型になろうというモデルを買う意味は、「在庫整理で値引きが期待できそう→上級モデルが狙える」という脳内構図。無論、デザインによる嗜好の違いも影響します。
リアルにはガソリン車「218i」の場合、エントリーモデルの「Play」が502万円、スポーツ志向の「M Sport」が538万円で価格差は26万円ほどあります。ディーゼル車の「218d」の場合だと価格差30万円。主流の残価設定型ファイナンスプランですと支払い時にあまり価格差を感じませんが、総額で見るとちょっとしたオプションが買えるでしょうか(価格は2024年3月以降生産車)。
ただしこの時期、既に生産終了でしょうから自由にオプションを組合わせることができない可能性もあり、在庫車の装備内容を確認し吟味する必要があります。また、現行型「F44」は2022年1月生産車から価格が急上昇。売れ筋モデルでザックリ50万円ほど値上げされた経緯があります。今後為替レートがどうなるか読めませんが、もし円高に振れれば下取り相場に影響することだけは間違いないでしょう。
さて、新型の「F74」です。フェイスのキドニーグリルやヘッドライト、リヤビューもデザインが刷新され一目で新型とわかります。BMWはデザイン部門をテコ入れしたので賛否あったデカいキドニーグリルをデザインした責任者はもう外れたはず。インテリアもラウンド形状のモニター採用(BMWカーブド・ディスプレイ)ですから新世代モデルという印象が強く残ります。