【JRA賞】ドウデュースが年度代表馬&最優秀4歳以上牡馬に選出
24年度のJRA賞の受賞馬が7日に発表され、天皇賞・秋とジャパンCを制したドウデュース(牡6、友道)が年度代表馬に選出された。最優秀4歳以上牡馬のタイトルも獲得した。 【一覧】JRA賞・受賞馬/投票数 記者投票において、最優秀4歳以上牡馬部門では256票の満票、年度代表馬では256票中236票を集めた。 上半期はドバイターフ5着、宝塚記念6着と不完全燃焼に終わったが、下半期で府中のG1を2連勝。持ち前の豪脚を見せつけ、鮮烈な印象を残した。主戦を務めた武豊騎手も「3年半近く自分の中で中心にいる、そういう存在。勇気をもらうことが多かった」と心の支えにしていた1頭で「すごくいい馬にめぐり会えてよかった」と感謝していた。 ラストランに予定していた有馬記念を右前肢ハ行で取り消して引退となり、今年から社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬となる。武豊騎手は「種牡馬として求められるものを全部持っている感じ。(2歳で朝日杯FSを勝っており)生産者にとって仕上がりが早いのはセールスポイントになる。ダートもいけそうだったし、楽しみ」と、父としての活躍も見込んでいた。 管理した友道康夫調教師は「この素晴らしいJRA賞をいただけたのは、皆さまの応援のおかげだと思っています。預けていただいた松島オーナーをはじめ、武豊騎手、ノーザンファームの関係者の皆さま、そして何よりドウデュースに一番感謝したいと思います。これから種牡馬としての生活が待っているので、競走馬時代以上に頑張れるよう応援しています。長く種牡馬として活躍してほしいです」とコメントした。