【あの人の東京1年目】エルフ 荒川と神保町
ネタもSNSも両方頑張る
上京してから、本当にあっという間の2年でした。毎日、寝る前に「自分はどんな芸人になりたいのか」を考えるんですよ。「芸人の仕事を頑張ったら芸人以外の仕事もできるようになりたいな」とか「芸人の枠を超えたいな」ということを目標に、今までがむしゃらにやってきました。 そうしている中で、テレビに出させてもらうならネタで結果を出したいし、SNSをきっかけにファンになってくれた子もいるから、動画ももっと頑張りたい、と「テレビも動画も両方頑張らなきゃ」と思い過ぎて、しんどくなってしまった時期があったんです。そんな中、たまたま地元の仲良い友達と飲んだ時に「葉月(本名:荒川葉月)が出ていたら、それがテレビでもSNSでも、視聴者がもらえる元気のパワーは変わらないから、そのままでいいと思うよ」と言ってくれたんです。その言葉をもらって、全部頑張ってきて良かったと心から思えたし、これからも色々な形で、いろんな人に元気を届けていきたいなと思いました。 上京当時の思い出の品。「左上の写真立ては、先輩のkento fukayaさんから頂いたもの。大阪の先輩方との写真を入れています。右上の手紙は、プロデュースしているコスメブランド『ギャルズ』のスタッフさんからのもので、右下は仲良い後輩のみんながTHE Wの後にクリスマスプレゼントでくれたメッセージカード。左下は、大阪の番組『スロイジ(1時50分からはスローでイージーなルーティーンで)』が終わる時に、スタッフの皆さんに作っていただいたアルバムです。芸人さんだけじゃなくて、スタッフさんも大切にしていたら、こういうことをしてもらえるんだなと感動しました」(荒川) 私はまだ上京して2年で、落ち込むことも沢山あります。もし今、上京したてでしんどいなって思っている人も、流れに身を任せながら、日々一生懸命生きていたら、きっと報われる時が来ると思います。時には息抜きしながら、一緒に頑張りましょう! (編集:張替美希)