老親の介護費用は105歳までを想定!?親孝行とは切り離し、「親が払える範囲で」が鉄則
本当に怖いものなのか?重くのしかかる老親介護の実態をレポート
自分の親の老いを感じはじめるアラフォー、アラフィフにとって重くのしかかってくるのが「介護」という言葉。特に未経験の人は、ネガティブな情報ばかりに目が行ってしまい、恐怖すら感じているのではないでしょうか。 備えあれば患いなしとばかりにノウハウ本で介護の予習をしようと思っても、恐怖心からページを開けられずにいる人も少なくないでしょう。そんな人におススメしたいのが、『ままならないアラフィフたち 介護はじまりました』というコミックエッセイです。 本書では、アラフィフの著者・月野まるさんを主人公にしたマンガと、月野さんとジャーナリスト・太田差惠子さんとの対談を通して老親介護のリアルな姿を伝えていますが、ことさら不安をあおるような描写などなく、淡々と、時折ユーモアを交えながら介護への向き合い方を伝えていて、未経験者の人でも心穏やかに読み進められるのではないかと思いました。 そんな本書から、今回は介護施設の費用捻出について触れたマンガ&対談をお届けします! 著者プロフィール 月野まる(つきの まる)さん 『かわいくないヤツら』で第1回pixiv×MFコミックエッセイ新人賞大賞受賞。長男と次男の反抗期や笑える日常を描いたブログが大人気を呼び、アメブロ公式トップブロガーになる。大ヒットの人気代表作に『ナイフみたいにとがってら 反抗期終わりかけ男子観察日記 1-4巻』(KADOKAWA)など。また『マンガでわかる お金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください』(主婦の友社)のお金入門マンガも人気。 監修者プロフィール 太田差惠子(おおた さえこ)さん 介護・暮らしジャーナリスト。30年以上にわたり老親介護の現場を取材し、「遠距離介護」「仕事と介護の両立」「高齢者施設」などの情報を発信している。AFP(日本FP協会認定)資格も持ち「介護とお金」にも詳しい。『親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版』『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第3版』(共に翔泳社)、『親の介護で自滅しない選択』(日経BP)など著書多数。