名古屋市・河村市長が定例会見2月22日(全文2)署名偽造はどう考えても想定できない
名古屋市の河村たかし市長は22日午前、定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「名古屋市・河村市長が定例会見(2021年2月22日)」に対応しております。 【動画】名古屋市・河村市長が定例会見(2021年2月22日) ◇ ◇
なぜこのタイミングで和解案受け入れを決めたのか
中日新聞:すいません、中日新聞、水越です。先日発表があった陽子線がん治療施設に関してお伺いしたいんですけども、どうしてこのタイミングで和解案を受け入れるとかって決めたことと、あと一部でADRのほうならば和解金1億5000万円ですみたいなのが、3億8000万円になったと。そこら辺の受け止めっていうんですかね。そこだけ見れば和解額が増えているように見えるんですけれども、そこら辺の説明をお願いします。 河村:ずっとこれも4年、5年。5年ぐらいかな、これ。4年か。なりまして。もう治療も始まっておりますし、いわゆるキャンサーボード、名古屋が誇るキャンサーボードも進んでおりますということで、早く解決せないかんというのはずっとありまして、裁判所のほうから具体的には和解のスケジュールが出されたということです。裁判所のほうから、このスケジュールで。で、慎重に検討させていただいて、名古屋市と日立製作所との間で和解が整ったということです。時期については、そういうことです。
ADRは締結しなかった
それからADRの話ありますけど、ADRのとき私、当然、要請を決めたのは私じゃないですからね、言っておきますけど。私の前の議会であり、行政ですから。ということで、ADRがなぜオッケーとしなかったのかといいますと、まず1つは、1億5000万だと思いますけど、あ、そこから、これちょっと日立さん側から和解の内容についてあまりしゃべらんでくれという要請がありますので。和解っていうはやっぱり妥協をそれぞれしておって、そこのところで和解ですので、いちいちやられると、これはいかんということですけれど、私の責任において言わなあかんところを言っておきますと、まず2つありますね。 1つは、まずこれも言っていいのかな。知らんけど、言わんといかんわな、やっぱり。日立側の請求ですね、1億5000万でという。で、いろいろこんな工事を直したら幾らいうてずっと書いてあるわけです、ずらっと。私はその会合で、これ根拠ちゃんとしとるの? と、ここの請求書が1000万とか2000万とか書いてあるけど。そしたら、これはADR担当をやっておられる、名前はやめておきますけど、弁護士さんが、いや、それしてませんと言うもので、それはいかないんけ。税金で支払うんだから、それが多いのか少ないのかは別にしてもちゃんと、どこの会社だって請求書が来たら、その請求書の中身見ますよ、そりゃ、合理的かどうかは。それがしてないと。だからそれは、そんなことは払えないというのが1つと。 それからもう1つは、もうすでに今回、日立さんが控訴であとの訴訟、あとのこっちから訴えたやつは全面的に飲んでいただきましたけども、4億8000万円ですけど、そのときからもう言っとったんです。ADRでこちらから金払うのはええけど、あんたのところの期間が短かなったことで、受託料については少なしてもらわんといかんのないかと、それはと言っとったんです。 で、今それについて向こうさんからはあんまりというか、ある程度でやめておくか。ちょこっとの数字はありましたけど、いくらかまで【グ**ナラ***00:27:22】の話だったと思います。だけど4億8000万については、なんの返事もなしということでございますので、これはいかんわと。自分のところの請求だけしておいて、お金が少ななる部分になしではいかんわということで、これでは払えないということでADRは締結しなかったというのが理由です。