ほったらかしでも「貯まる」コツ4つ。お金の不安から解放される仕組み
●変動費のやりくり方法
変動費の残額を「見える化」。月1回まとめて現金で下ろして、ジッパーつきポリ袋などに入れ、そこから使います。 交際、趣味や美容など個人の支出は、予算を決めて各自で管理。個人費を独立させ、変動費を赤字から守ります。
STEP4 はみ出し部分を整える
収入に貯蓄、固定費、変動費を収めましょう。貯まる仕組みの家計は下図。貯蓄、固定費、変動費が収入内に収まっている状態です。 固定費や変動費で収入を使いきっていたり、収入を上回る支出があると、結局貯蓄は増えないので注意。「はみ出し」を整える見直しが必要です。 支出を減らす場合は、金額の大きな固定費の見直しから。また収入に対して貯蓄が多すぎるのもありがち。将来の備えは万全でも、今の生活がギリギリでは本末転倒です。全部見直しても調整できない場合は、妻の働き方をパートからフルタイムに変えるなど、世帯収入を増やすことも検討して。 塚越菜々子さんの著書『お金の不安をこの先ずーっとなくすために今できる46のこと』では、漠然としたお金の不安を解決するための46のヒントを紹介しています。「年齢の割に貯金が少ない気がする」「老後や子どもの教育費にいくら必要かわからない」「みんながやっているから投資はしなきゃだめ?」…そんな「あるある」な不安に打ち勝つお金の知恵を身につけましょう! ESSE7月号には、書き込み式の貯まる貯蓄シートがついています。ほったらかしでも勝手に貯まる家計を目指しましょう!
ESSE編集部