明日発表!「日本カー・オブ・ザ・イヤー」が選ばれる前に、ノミネートされた10台を改めて振り返りましょう
マツダ CX-80
日本市場でこのサイズのSUVを出してくれるということが素直に嬉しく感じた1台。BMW「X5」やランドローバー「ディスカバリー」のような、リアに重厚感を持たせているデザイン──つまり、クーペスタイルではないという点もいいですね。写真で見る限りなのですが、インテリアのデザインなど高級感が溢れていて、ディーゼルで394万3500円、プラグインハイブリッドでも639万1000円からというのは、バリューありすぎです。AMWでは橋本洋平さんがファーストインプレッションを書いています。
レクサスLBX
レクサスブランドで「ヤリスクロス」ベースのクルマってどうなの? と思うことなかれ。レクサスの名に恥じないようにトレッドも広げられています。このあたりはチーフデザイナーである袴田浩昭さんに島崎七生人さんがインタビューしていますので、近々詳しい記事を配信いたします。
ヒョンデ アイオニック5
大胆なデザインで、公道を走る姿は新規感溢れていて、好感度の高い1台です。オーナー向けにエクスクルーシブなサーキット試乗会を開くなど、ブランディングの再構築にも余念がないヒョンデですが、こちらに関しては近々、太田哲也さんにAMWにて語ってもらいます。
ボルボ EX30
はじめて自ら運転した輸入車は、実はボルボ「240」でした。大学のクラスメートの父親(しかも通っている大学の教授)のクルマでしたが、シートのデザインなどに衝撃を受けました。それ以来、ボルボは最初にデザインでヤラれちゃうクルマが多かったように思います。それはこのEX30でも同じ。テールライトの処理など、ひと目でボルボであることがわかるデザインでありながら、新しい。まさにこの手があったか、という感じです。インテリアもミニマムな構成で無駄な加飾がない点に北欧のデザインの確かさが伝わってきます。AMWでは山崎元裕さんに都内で試乗していただいています。
BYD シール
AMWでは萩原文博さんの大阪までの1000km試乗で紹介しています。これまでBEVの広報車を数日借りて試乗することを避けてきた私ですが、その試乗記を読んで、ついにBEVを借りて1週間ともに過ごそうと思わせてくれたのが、このシールの試乗記です(1週間試乗したクルマはBMW i5 M60でしたが……)。はじめてBEVを購入する人にとって、シールの航続可能距離、そして528万円という車両価格は、非常に魅力的であります。