【ノア】新王者OZAWAが拳王を侮辱「お前は遊んでやるけどくそザコだからベルトはかけない」
<プロレスリング・ノア:日本武道館大会>◇1日◇東京・日本武道館 元日の日本武道館でプロレスリング・ノアの「ABEMA presents NOAH“THE NEW YEAR”2025」が行われ、ダブルメインイベント第2試合でGHCヘビー級王座戦が行われた。 8度目の防衛戦となる王者・清宮海斗(28)に極悪軍団「チーム2000X」のOZAWA(28)が挑戦。OZAWAが29分34秒、自身のニックネームを冠した「Real Rebel(真の反逆者)」で3カウントを奪って王座奪取。デビューから2年4カ月でのGHCヘビー級王座戴冠は、清宮の3年を上回る最短記録となった。 立ち上がりから自然と「OZAWAコール」が巻き起こった。ファンが支持するのは正統派の王者清宮ではなくダークヒーローOZAWAなのか。試合が始まるとOZAWAのセコンド、ヨシ・タツが場外で清宮を暴行。OZAWAも松葉づえで清宮を殴打するなど暴れまくった。一方、清宮を守りに入ってきた拳王らオール・レベリオンのメンバーたちにブーイングが飛ぶという異様な雰囲気となった。 OZAWAは持ち前の運動神経を全開にし、清宮のタイガースープレックス、変型タイガードライバーをはね返した後、その場跳びシューティングスタープレスを浴びせた。さらに清宮のシャイニング・ウィザードをレフェリーをたてにして逃れ、金的攻撃。これを防いだ清宮が、目には目をでOZAWAにローブローを食らわすと、清宮に向けて大ブーイングが飛んだ。 直後にOZAWAが清宮の股間をキック。OZAWAがおきて破りのシャイニング・ウィザードをたたき込み、さらに変型ブルーサンダーボム。最後はフェニックス・スプラッシュあらため「Real Rebel」で清宮から3カウントを奪った。 OZAWAはマイクで「ザ・リアル・レベル! おい見たか、こんなヤツがノアのトップにずっといるから今の惨状があるんじゃないのか? 清宮海斗、思ったより弱かったな」と言うと「おい、このザ~コ! 帰れ! ザコは帰れ!」と倒れている清宮に蹴りを入れた。 バックステージでも「おい、耳の穴かっぽじってよく聞けよ! 俺がノアのチャンピオンなんだ、おい! ってことは俺がこのノアで一番強くて、一番偉いんだ。いいか、これからは俺のことをOZAWAさんと呼べ。俺より弱いんだから、俺に敬意を持ってOZAWAさんと呼ぶんだ」と言いたい放題だ。 さらに「そういえば試合中に拳王が俺につっかかってきたな。おい拳王よく聞け! 自分がノアの顔だと錯覚しているかもしれないが、お前は全然顔じゃないぞ。お前は今日KENTAにも負けた。お前はめちゃくちゃ弱い存在だということを心にしっかりと刻め。夜眠るときも『僕はOZAWAさんよりも弱い』、朝起きるときも『僕はOZAWAさんよりも弱い』と心に刻んでから起きるんだ」と拳王に命令。「次はお前と遊んでやるけど、お前はクソ雑魚だからベルトはかけない! お前とタイトルマッチをする価値なし!」と一方的に“ノンタイトル戦宣言”をして去っていった。