スッキリ暮らしのために「床置き」する習慣を手放す。掃除もラクになり心地いい空間に
3:一時的に置く場所をつくる
これまで床に置いていたものをすべて置く場所をつくります。帰宅後、ついバッグや荷物、小物を床に置いてしまうようなら、玄関やリビングにフックを取りつけたり、なんでも置けるトレイやバスケットを用意したりします。 手に取りやすい場所にまとめて置くことで、見た目がスッキリするだけではなく、探しものも減ります。洗濯物が散乱するときは、まめに洗濯してランドリーバスケットをあけるようにしましょう。 郵便物や書類を床置きするときは、玄関やデスクにファイルボックスや紙袋を置いて、そこに入れるようにしてください。
4:すぐに片づける習慣を身につける
その辺にものを置かない人になるためには、なんでもすぐに片づける習慣を身につけることが大切です。 買ってきた食料品はすぐに所定の場所に置く、収納場所から出して使ったものは、終わったらすぐに元の場所にしまうなど意識して行動してください。習慣化するために、1週間、2週間、1か月など期間を決めてチャレンジすることをおすすめします。 すべての床置きをやめようとするのではなく、「今月は、ジャケットはちゃんとフックにかける」「1か月だけ読みかけの本を毎回書棚に戻す」といったチャレンジを積み重ねてみてください。
5:毎晩リセットする
すぐに片づけることが難しい場合は、毎晩リセットするのもおすすめです。寝る前に、床の上にあるものをすべて拾って所定の場所に戻します。5分もあればできますよ。 手があくたびに床の上にあるものを拾う、用事があってソファやイスから立ち上がったら、床にあるものを1つだけ所定の場所に戻すというルールをつくってもいいでしょう。
6:床の状態を写真に撮る
期間を決めて、床の状態を定点観測するのも、床置きしない習慣づけに有効です。 まず、ものだらけの現在の床の状態を写真に撮ります。そして、今後1か月、毎日同じ時間に同じ場所の写真を撮影し、ときどきながめてください。 だんだん床の上がきれいになっていく様子を見ると、床置きするクセを手放すチャレンジを続けるモチベーションが続きます。