【1週間やってみた】「30品目の植物性食品を食べる」実践してわかった驚きの教訓とは…おすすめ植物性食品のリストも!
週に30種類の植物を食べる試みは、植物性食品を食生活にもっと取り入れるためのよいきっかけになるけれど、このルールに完全に支配されるべきではない。「多様性を考慮することは素晴らしいですが、月曜日にトマトを食べたから水曜日は食べてはいけないなどと考える必要はないのです」とリーミング博士。 14年間ベジタリアンで野菜やお豆が大好きな私でさえ、リーミング博士の意見には共感している。私たちは多忙な生活を送っていて、すでに十分最善を尽くしているから。週に30種類の植物を摂取できたか記録していくのは、とても大変な作業になる。 それに、食費が増えたり、一部の人にとっては摂食障害を発症する引き金になる恐れもある。「一つひとつの植物を、例えば、チアシードの最後の一粒までメモをとることなど、誰にとってもメリットにはなりません。食のストレスが生まれるだけです」とリーミング博士。 「買い物に行くたびに食品を30種類購入しようすると、食費が高くつくこともあり、すべてを消費しきれなければ、結果多くの食品廃棄物を生み出すことになります」 これにはバジカル氏も賛同しており、この指針に従うことは、消化器疾患を患う人には不向きである可能性を指摘している。「食物繊維は、少しずつ取り入れていくことが理想です。30種類以上の異なる植物を食べるというルールは、とくに過敏性腸症候群を患い、便秘、下痢、腹部膨満感、腹痛に苦しむ人にとって有効ではありません」とバジカル氏。 そんなわけで私は、週に30種類の植物を摂取するチャレンジに挑んでみることにした。この指針を支持する人たちが言うように、これは「簡単」なのか、それとも「災いのもと」になるのか実際に試して確かめてみようと思う。
課題
唯一目標にするのは、1週間で果物、野菜、豆類、全粒穀物、ハーブ、スパイス、コーヒー、ポップコーン、ダークチョコレートを含む30種類の異なる植物を摂取すること。まずは、30 PLANT A WEEKの専門家であるスペクター教授が設立したウェブサイト「ZOE」で、植物としてカウントできる食品を確認したあと、普段通り月曜から木曜までの食事プランを大まかに立てた。週末は直前になって外食やカフェに行くことが決まることも多いので、柔軟に対応するようにしている。 結果、一週間でなんと32種類の植物を摂ることに成功! 私が食べた植物性食品のリストは以下のとおり。 1. オーツ麦 2 . アーモンド 3. カボチャの種 4. ラズベリー 5.レンズ豆 6. 紫玉ねぎ 7. ターメリック 8. トマト 9. バジル 10. ニンニク 11. オレガノ 12. レタス 13. トウモロコシ 14. アボカド 15. オレンジ 16. ナス 17. ミント 18. クミン 19. コリアンダーパウダー 20. チリパウダー 21. コリアンダー 22. ルッコラ 23. エンドウ豆 24. パセリ 25. 松の実 26. ネギ 27. パプリカ 28. ほうれん草 29. 黒豆 30. ひよこ豆 31. コーヒー 32. ダークチョコレート それから、私は一から調理をしてもいない。平日の朝は毎日同じ朝食を食べ、外食は3回も楽しんだ。毎日コーヒーを1、2杯飲み、おやつも食べた。今ハマっているのは、Black Forestのカカオ70%チェリーダークチョコレート。